そこの車止まりなさい3(ＭＩＵ４０４)

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「あいつら一体何揉めてんだよ？」
　
「404の車内はいつもこんな感じです。」
　
「いーや、九ちゃんより志摩の方が優しい。」
　
「キュウちゃん？」
　
「優しくしてるつもりはない、俺は諦めてるだけ。」
　
「ほーらみろ、イエーイ。」
　
「褒めてないですよ。」
　
「えっ」
　
「全く褒めてない。」
　
「…でも！、Aちゃんと一緒だったら楽しかったりするのかな〜。」
　
「やめた方がいいですよ、この人すぐ殴ってくるので。」
　
「えっそうなの？」
　
『御幣を招く言い方辞めて〜まだ未遂だから。』
　
「おし、メシだメシだ 食らえ！」
　
ここまで流れるように会話が進み焼うどんは完成した
班長がフライパンごとカウンターに置きならべられたお皿の前に座る
　
「いただきまーす。」
　
「うまそ〜！」
　
各々思い思いのことを言いながら焼きうどんをつつく
だが、まだ納得のいってない九重が
　
「読み方はフインキではなくフンイキです
　
と少し切れながら言っている、だが伊吹さんには全く伝わっておらず
　
「はあ、何が？」
　
と返されてしまう
　
「見てください、どちらが正しいか あなたフインキって言ってるしょ。」
　
「やかましい！もう〜フンイキでもフインキでもどっちでもいいよ！」
　
と班長にとうとう一喝されてしまった、哀れなり九重
　

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