検索窓
今日:2 hit、昨日:51 hit、合計:121,679 hit

15 ページ15

「おい〜も寝てんだからイタズラすんな。」
 
といつもより低いテンションでパチンコ玉を投げ返してくる
今まで本当に寝ていたのか、それともわかっていて…
 
そんなことを考えていると志摩さんが吹き出して笑った、多分これも志摩さんには予想通りの展開だったのだ
伊吹さんはそのまま毛布にくるまってまた寝始めた
 
私は洗い物が終わりそろそろ睡魔が襲っていていたので挨拶をして寝ることにした
 
『じゃあ、私も寝ますね。』
 
「あっ、高見。」
 
『はい?』

ツカツカと私の方によって来て、いつになく真剣な顔をしている
 
『あの、どうかしました…』
 
ふと、大きな手が私の頭の上に来た
 
「っんの馬鹿たれ!」
 
そして思いっきり頭を叩かれた
 
『いった!何するんですか!』
 
「この前の誘拐、あれどうなってああなった。」
 
『いや、午前休でむさくるしいこの署内を華やかにと思って花買おうと思ったらたまたま…。』
 
「花なんか買いに行くなよ、俺があの時どんだけビビったかわかるか?」
 
『わかんないですけど、あと1歩後ろに下がったら轢かれるなーって思いました。』
 
「ほんっとにお前は馬鹿だな、伊吹の次に馬鹿だ。」
 
『それは言い過ぎでは?』
 
「うるせー馬鹿、早く寝ろ。」
 
『理不振の極み、おやすみなさーい。』
 
わちゃわちゃと会話を終え、私は少し離れた寝床へ向かう
深い理由はわからないが、志摩さんなりの気の使い方なんだろうなと解釈して
私は布団に入ってすぐに寝た
 
その後ろで、志摩さんと九重はまだ何か話していたがそれを聞く余裕はなかった

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
設定タグ:綾野剛 , 星野源 , MIU404
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

M!u(プロフ) - あさん» わざとか知らないですけどとかどこをどう思ってわざとだと思ってんだろうね、知らないですけどとかわざとだと思ってるけど思ってませんよ〜スタンスで何言われても言い訳できるように後付けしてる時点でやばいでしょ (2021年12月12日 0時) (レス) id: 65c135ea74 (このIDを非表示/違反報告)
M!u(プロフ) - あさん» だって別にこの人たちのために書いてるわけじゃなくね?しかも間違うことだって誰にもあるのに最初の言葉から棘ありまくり (2021年12月12日 0時) (レス) id: 65c135ea74 (このIDを非表示/違反報告)
- ドレイってどっからでてきたんだよwww (2021年12月11日 23時) (レス) id: 4094c27dea (このIDを非表示/違反報告)
M!u(プロフ) - 少女 A.さん» なにその言い方。。。作者は、あなたのドレイじゃないですよ名前変わってないから確認‘お願いします’って頼む側ですよ、立場理解しましょう (2021年2月14日 13時) (レス) id: 65c135ea74 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - わざとか知らないですけど、名前違うんでちゃんと確認してくださいねー (2020年9月21日 4時) (レス) id: 25eeb7d115 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サンチ | 作成日時:2020年7月12日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。