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JN side
昨日の夜から今朝(というか昼)まで、昔からの親友であるジファナに慰められ癒され、元気を取り戻した僕。
毎回迷惑かな、とは思うものの中々親友離れができずにいる。
長男としてメンバーに情けない姿は見せたくないし、ファンに打ち明けるなんて以ての外。家族だってすぐに会えるわけじゃない。彼女もいない。
そんな中、連絡すればよっぽどのことがない限り会ってくれる長年の親友がいたら、親友離れできないのも理解してもらえると思う。
前に1度頼らずに頑張ろうとしたことがあったが、1ヶ月と少しで本当にメンタルが死にそうになったため、‶もうジファナがいないとダメかもしれない"と悟って今に至る。
本人も‶気にしないで"と言ってくれたから、存分に甘えることにした。
今日は音楽番組の撮影があったが、スタジオの都合で開始時間が遅くなったため、入りの時間が変わった。その分退勤時間も遅くなった。
ジミナとナムジュナを回収し、スタジオへ向かう。
「ジニヒョン、なんだか元気ですね。昨日まで移動中は死んだ魚の目してたのに。ねぇナムジュニヒョン？」
「ホントだ。目に生気が戻ってる。」
「ヤー、死んだ魚の目は言い過ぎだろ！」
まったく、この弟たちは！年長者を敬う気持ちが足りないんだから！
適度に喋っていれば、着くのもあっという間だ。楽屋に入ればいつもと同じ顔ぶれが目に入る。そして揃いも揃って、ジミナと同じことを言ってくる。ユンギ以外は。
「ジニヒョンのことだから、またAさん呼んだんでしょ。」
「な、何故それを…！」
「大体察しつきますって。デビュー前からもう4年の付き合いですよ？」
練習生時代、宿舎にジファナが苺を届けてくれたから、全員面識がある。そして僕が度々ジファナに電話していることも知っている。
「えー！Aさんジニヒョンの家に居るの⁉会いたーい！」
「いやいや、テヒョンア。流石に仕事終わるころには帰っちゃうでしょ。」
「ホソギヒョンの言う通りですよ、テヒョンイヒョン。それに急に会うのは迷惑になりかねませんよー。」
末っ子の成長に涙が出そうだよ…。アポなしで家に来るのは勘弁してほしい。今日はジファナと夜ごはん食べるから特に。
ジファナに迷惑というより、僕が少し嫌だ。
「今度ちゃんと約束してから会おう、僕が伝えておくから。ね？テヒョンア。」
「はーい…。」
よしよし、とカワイイ弟の頭を撫でた。
続く
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間宮るぎ(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます。夜は眠られているようで安心しました。沢山寝て、次の更新を待っていていただけると嬉しいです。 (2021年11月20日 18時) (
レス) id: 686a146e94 (このIDを非表示/違反報告)
間宮るぎ(プロフ) - トイさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！不定期更新にはなりますが、これからも読んでくださると嬉しいです。 (2021年11月20日 18時) (レス) id: 686a146e94 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 続きが気になって夜も寝れます！！！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page4 id: 6f7b9e6ac6 (このIDを非表示/違反報告)
トイ - 初めまして、コメント失礼致します。 とても面白い作品です！！ ゆっくり自分に合わせて更新頑張ってください、応援してます！！ (2021年11月2日 23時) (レス) @page4 id: 07610c5767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：間宮るぎ | 作成日時：2021年10月23日 18時
