【ALL】お薬を。 ページ5
☆ Frisk SIDE
Alphysが、みんなに見せたいものがある、と自分のラボに招待した。
ここに居る人は、僕と、Aと、SansとPapyrusとUndyneの五名。
かなりの大人数が連れてこられた。きっと、それほど素晴らしいものなんだろう。
だけど、さっき自分の研究机に向かってから、全然戻ってこなかった。
Frisk「Alphys、どうかしたのかな。」
Sans「さあ？まだ研究途中の物だったのかもな。」
そうSansに尋ねるが、彼らしい適当な返答しか返ってこなかった。
他のみんなは、何事も無かったかのように談笑している。
ふと、向こうからAlphysの声が聞こえた。そして、こっちにビーカーを持ってやってきた。
Alphys「こ、これなんだけど...。」
ずいっ、と謎の液体の入ったビーカーをこっちに突き出してくる。
中には、紫色のさらさらとした液体が入っていて、時折キラッと光り輝いている。
言うなれば、典型的な怪しい薬。
Papyrus「これは何の薬なんだ？」
Alphys「え、えっと...簡単に言うと、よ、よ幼児化する薬よ...」
『幼児化』、聞きなれない単語に、ほぼみんなが首を捻った。
主にPapyrusなんかは、その言葉自体を理解できないようで、「なんかすごいな！」
とだけ返していた。
A「すごいね！ちょっと、見せてくれない？」
Alphys「い、いいわよ...はいどうｚ...あっ！！」
Alphysが、あの薬の入ったビーカーをAに手渡そうとした時だった。
つるりと、Alphysの手からあのビーカーが離れ、Aに一直線。そして...
A「わぶっ！？」
Aの顔に、あの薬が直撃してしまった。
Sans「おいおい、これ大丈夫なのか？」
Undyne「怪我はないか？！」
みんなでAを心配しているのを他所に、Alphysはずっとあの場所で
突っ立って、ごめんなさいを連呼している。
僕もAの処へ、と駆け寄ろうとしたその時だった。
ボン！と大きな音と煙が部屋を倦めた。みんな、ゴホゴホと咳をしている。
何があったのか、いまいちこの時点ではわからなかった、が。
煙が薄まった頃に、Aの姿を見た途端、理解した。
――――――――――
次回へ続きます。
ほかのキャラは次回出ますので、
ご安心くださいね！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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サクシャ - 綺麗なまま残すって...殺戮〇天使のエデ○みたいだね。(分かる人には分かる。) (2020年10月31日 16時) (
レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
サクシャ - リナリアの花言葉 この恋に気づいて。 (2020年10月31日 16時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
あずくん - フリくんはこの後、、、、ぐふふ、、、 (2020年8月31日 5時) (レス) id: b9fe1dd344 (このIDを非表示/違反報告)
Chara - フリスクの後の祭りの途中の文失敗作少女みたいな (2019年8月26日 8時) (レス) id: d754ec4677 (このIDを非表示/違反報告)
Chara - 絵上手いですね！いいなー (2019年8月26日 8時) (レス) id: d754ec4677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来夢。 | 作成日時：2016年5月30日 0時
