【Undertale】Sweet story【短編集】

【Burger pants】余裕を。 ページ21

目の前にはだんまりと決め込み、煙草を咥えているBurger pants。
長いから省略してバガパンでも良いか、一応彼はこのハンバーガーショップの店員である。
客がいるのに、目の前で煙草を吸うとかどんな神経してるんだ。

「バガパン、私一応お客さんなんですけど。」

「そりゃあ見りゃ分かるだろ」


ふっと煙草の煙を口から吐き出す。それが思い切り私の顔面に掛かり、げほげほと咳込んだ。
向こうは嘲笑うかのように口角を少々上げていた。腹立つ。

「はは、お子様にはまだ煙草の煙はキツかったか。」

「お子様じゃないです、Mettatonに突き出しますよ。」

「え...。」


そういうと、ピクリと頬を引き攣らせた。
どうやら彼はMeetatonが苦手な様だ。というか、怒られる理由を作っているのはバガパンなのだが。
彼はきょろきょろと周りを見渡し、じゅうっと煙草を灰皿に押し付けた。
それでいいのだ。

「教育されませんでしたか、お客様は神様って。」

「決まり文句だろ？俺には通用しないね、だったら俺だって休日は神様だからな？」

「知ってます。でも今の貴方は店員です。」


はい論破、とでも言ってやりたい。
彼は何時ものスカした表情でただ此方を向いて、適当に相槌を打つだけだ。
その余裕のある態度が、気に食わない。


「そんなんだからフラれるんですよ。」

「....え」

「だからモテないんですよ、バガパンさん。」

「ちょ、なぜそれを、」

「知人から聞きましてね、いやあ、面白い話でした。勿論ほかのみんなにも話しましたよ。」

「は、え、ちょ...」


彼の表情が崩れるまで、あと三秒。

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マク○ナル○行きたいです。
リクエスト品です！

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