尊敬して憧れたのは殺人鬼

洗脳 ページ45

満足したように、笑ったあとナイトメアの膝の上にのせられる
…幸せだなぁ

それからナイトメアの膝にのったまま話をする

『ナイトメアは、私のこと本当に好き？』

『実行したあと捨てない？』

縋るように服を掴めば、その手を優しく掴んでくれる

ナ『あぁ、好きだ』

ナ『捨てもしない、当たり前だろ？』

目を見てはっきりと言ってくれる
そっか、、安心する

『うん、分かった』

扉を開けて入ってくるまでの間ナイトメアと一緒に本を読んだりする、たまにどこか違和感を感じて聞いてみたけど気のせいらしい

さっきまでの通りナイトメアの触手をフニフニと遊んでいると身体を持ち上げられ向かい合うように座らせられる

それが合図であるように、私はナイトメアの首に腕を回して抱きつく

『自分からするのは初めてだから…』

ナ『知ってる』

ナイトメアを引き寄せて自分からキスをする

ガチャ

入ってきたのは…マーダーだ

マ『…は？』

私からしたこともあってマーダーからもの凄いネガティブが溢れている

マ『…お前が見せたいのってこれかよ』

ナ『まだお前からもらってないからな』

マ『ふざけるなソイツは関係ないだろ、勝手に手出しやがって』

ナ『俺からじゃない』

マ『A、戻れ』

マ『今すぐに』

…なんでマーダーはそんなに怒っているんだろう…同じ仕事のお仲間ってだけなのに

『ねぇ、ナイトメア｡マーダーはどうしてあんなに怒ってるの？』

ナ『あー、なんでだろうな？』

マ『…どういうことだよ』

ドタドタと何人かの足跡が響く

キ『ねぇ、すっごいネガティブがここから感じたんだけど一体何？』

キラー、ホラー、クロス、エラーの順で入ってきた

ホ『…』

ク『…』

エ『なんn騒ぎだ』

ずんずんとマーダーより前に出てくるホラー

ホ『ナイトメア…お前』

ナ『お前だけだったな、気づいてたのは』

ナ『気づいてたのに何もしなかった、悪いのは俺でもお前もそうだろう？周りの奴に言いふらせばよかった』

ホ『解き方さえ分かればな』

ホ『とりあえずA返せ』

ナ『本人が承諾するならな』

そう言ったナイトメアは私をみる
ホラーと行って俺から離れるかと言う目で見てくる

『ううん、行かない…ずっと一緒だよ』

ク『…どう言うことですか？』

ホ『…洗脳されてる』

キ『洗脳？』

ホ『お前の能力だよな？ナイトメア』

ホ『それをAにかけたんだろ？』

ナ『その通りだ』

マ『なんの為にだ、ネガティブが欲しいからって言ったよな？それだけか？』

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