浮遊 ページ38
辺り一面真っ暗だったはずの場所がパッと明るくなり、突然の光に目を細める
ド『外は初めてかい？』
『いえ、けど外にいた時はずっと雪だったから、明るいのは初めてです』
『…ドリームさん』
ド『ん？なんだい？』
『私高い所無理かもしれないです』
ド『んー、それは困った。どうにか克服してもらいたい』
『…マジで言ってます？』
ド『まじ』
ド『…』
ドリームさんは私を抱えながら、克服する策を考えているようだ
考えてる時ってドリームさん真顔になるんだなあーとか、にっこり笑顔消えたとかそんな事を考えながら、落ちないようにドリームさんの服をしっかりと握っておく
下を見なければ大丈夫、見なければ大丈夫と言い聞かせながらドリームさんを見ていると、今までの真顔がパッと笑顔になる……いやどちらかと言うとすごく悪い顔だ
悪い予感がする
ドリームさんは服を握っている私の手を握ると、そのまま服から私の手を引っ剥がす
な、何をするんだと身を固めていると
いきなり浮遊感が私の体を襲った
一瞬ふわふわ浮いて、その一瞬が終わると私の体は思いっきり下に落ちる
『ちょっドリームさん！！！何してんですか？！』
完全にドリームさんに投げられた
ド『高い高い』
『こんなたかいたかい望んでません！！』
待ってマジで無理
『ドリームさん』
落ちるなか、必死にドリームさんに手を出す
『助けてください』
あぁ、無理だ泣けてきた。なんかドリームさんケラケラ笑ってるだけだし…
こんな克服の仕方があるかと涙を浮かべながら落ちていっていると、何かに支えられる
ド『克服した？』
『…し、したと思いますか？』
ド『でも極度ってほどではないみたいだね』
ド『じゃあもういっかい』
『む、無理です！やめてください』
『さっきのはもういいです！』
ド『…じゃあ』
そう言った後、色んなことをされて吐きそうになった
『…』
ド『どうしたんだい？そんなに窶れて』
『メアに嫌われてる意味が分かったかもしれません』
ド『お気の毒に』
『ドリームさんに言ったつもりなんですけど…』
ド『兎に角、時間は有限だ』
その後はもう楽しかった。
ド『はい、これ』
『…これナイスクリーム？』
ド『それに近しい感じだな』
『美味しそう…ありがとうございます』
口に入れると、すぐに溶けて甘さと冷たさで心がなぜかほっこりする。
パクパクと食べ進めていると、視線を横から感じとる
『な、なんですか？』
ド『一口もらっても？』
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ーにゃらにゃらー(プロフ) - マーダーと夢主が喧嘩したとき、圧倒的に夢主のほうが悪いと思った私である((？) (10月3日 8時) (
レス) @page15 id: 6328a54309 (このIDを非表示/違反報告)
猿集合 - ユンユンさん» うわあぁぁ待たせてしまって申し訳ない！…帰ってなかったら、どうなっていたんでしょうね。でも本当に待っていただきありがとうございます！！！ (7月16日 14時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン(プロフ) - 待ってましたー！！！やっぱりいいですね…!マーダーの後悔、これ帰って来てなかったら夢主ちゃんの幻覚見てたのかな… (7月16日 14時) (レス) @page34 id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン(プロフ) - 猿集合さん» 本当ですか！更新楽しみにしてます！！！ (5月7日 17時) (レス) id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
猿集合 - ユンユンさん» マーダーの心境、実は書くつもりなんですよ、なので待っていてください！！！ (5月7日 16時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猿集合 | 作成日時：2023年2月23日 20時
