本音 ページ18
『え、、ここに住むって』
ロ『まぁ立ち話もなんだしさ、座りなよ』
そう言われて芝生の上に腰を下ろした
ロ『さっきも言った通りここに1人ぼっちって言うのは寂しいんだ』
ロ『動物達はそばにいてくれるけど、おしゃべり相手にはなってくれないから…』
ロ『それでね、君がここにいてくれるなら、僕は嬉しいなって』
ロ『僕は歓迎するよ』
『…』
ロ『…ダメかな？』
『だけど、私』
ロ『帰るところないんでしょ？』
ロ『マーダーだっけ？喧嘩したんでしょ』
『…なんでも知ってるね』
ロ『なんでもは知らないよ。僕はただ聞いてただけだから』
『そっか』
『…へへ、喧嘩しちゃったんだ…なんでだろ…大嫌いって言っちゃった』
『そしたら、マーダーすごく悲しそうな顔してたの、なのに言いたくないのに酷い言葉は止まらなくて…ほんと、どうしたら良かったのかな…』
思い返せば、辛くなって涙が溢れる
泣きたくなんてないのに、ましてやロイさんの前で…
どうにか漏れ出す声を抑えようと、喉をおさえた
なるべく息をしないように、音が漏れないように口をつぐむ
でも止まることはない
止まってよ、なんで止まってくれないの…いい加減にして
人前で泣きたくなんてない、、
ロ『我慢しなくていいよ』
ぽんっと背中に支えるように当てられた手は、何かから解放するようにぷつんと音を立てて解けた
『ごめんなさい、私、迷惑かけたくなかったのに…』
ロ『迷惑？そんなことないよ、それに堪えてたら苦しいだけでしょ？…いいよ、我慢しないで全部吐き出して』
抑えていたせいで、苦しかった喉は楽になっていて
何処か落ち着きを取り戻していった
『…私後悔してるんです。ほんとはマーダーのこと好きなんです。でも、許せないところもあるんです。彼は自分の意思で私を助けにはきてくれない』
ロ『だけど、よりを戻したい？』
『もちろん、戻したいです』
『だけど、マーダーにも嫌いってもういいって…』
『…だからもうよりを戻すのは難しいんだろうなって』
ロ『諦めてる？』
『わからないです…だけど、前に言われたんです。私がマーダーを縛ってるって…今考えてみればその通りだなって…』
『束縛しちゃってたのかな……ひとりぼっちは嫌なんです。見てて欲しい、パピルスばっかりじゃなくて…もちろん見てくれているのはわかってるんです…だけど足りない』
『だからさっきみたいにあたってしまった…』
『1番になりたいから』
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ーにゃらにゃらー(プロフ) - マーダーと夢主が喧嘩したとき、圧倒的に夢主のほうが悪いと思った私である((？) (10月3日 8時) (
レス) @page15 id: 6328a54309 (このIDを非表示/違反報告)
猿集合 - ユンユンさん» うわあぁぁ待たせてしまって申し訳ない！…帰ってなかったら、どうなっていたんでしょうね。でも本当に待っていただきありがとうございます！！！ (7月16日 14時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン(プロフ) - 待ってましたー！！！やっぱりいいですね…!マーダーの後悔、これ帰って来てなかったら夢主ちゃんの幻覚見てたのかな… (7月16日 14時) (レス) @page34 id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
ユンユン(プロフ) - 猿集合さん» 本当ですか！更新楽しみにしてます！！！ (5月7日 17時) (レス) id: 65ccdbaca5 (このIDを非表示/違反報告)
猿集合 - ユンユンさん» マーダーの心境、実は書くつもりなんですよ、なので待っていてください！！！ (5月7日 16時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猿集合 | 作成日時：2023年2月23日 20時
