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you side.
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ヴーーッ!!ヴーーッ!!
眠りについた麻生家に響いた警報の音で目が覚めた。
月の光に照らされた時計が指す時刻は、
0:00。
「来たぞ!!GENERATIONSだ!!」
「入口を塞げ!!」
外から聞こえてきた大声で、
はっと我に返った。
「...!」
どうしよう、私はどうすれば...
____その瞬間。
ガシャンッッ!!
部屋の大きな窓が割れて_____
「...こんばんは、お嬢さん」
7人の男達___GENERATIONSが、
現れた。
「GENERATIONS...」
そう呟くと、緑の仮面を被った男...
「REO」が、
唇に人差し指をつけ
しー、と妖しく微笑んだ。
心臓が、ドクンと大きな音を立てた。
男達はクローゼットを開け、金庫を破りMADCYCLONEを取り出す。
私はただ、その状況を立ち尽くして見つめることしか出来なかった。
「噂通りの品だな」
「めっちゃきれー!!」
「じゃ、帰りますか」
そう言って、
紫の仮面を被った男が、私の頭をぽんぽんと二つ叩いた。
ああ、___行ってしまう。
遠ざかっていく足音と共に、
近づいてくる警備員の足音が聞こえた。
嫌だ_______行かないで。
「待って」
男達が振り返る。
「ねえ、私を、___
さらって。」
割れた窓から、美しい月の光が漏れていた。
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ゆ ま(プロフ) - いつも読んでます!!更新を待ってます!!続きが早く読みたいです!! (2017年10月27日 18時) (レス) id: 8edeaa5f00 (このIDを非表示/違反報告)
佐野るる(プロフ) - 名無し54543号さん» ありがとうございます!はい!頑張ります!もっと更新しますね!! (2017年10月17日 23時) (レス) id: 26277e9545 (このIDを非表示/違反報告)
名無し54543号(プロフ) - 早くみたいです!いっぱい出してくれると嬉しいです。頑張ってね! (2017年10月16日 21時) (レス) id: 83f7a21822 (このIDを非表示/違反報告)
佐野るる(プロフ) - あみさん» ありがとうございます!! まだまだお話は始まったばかりなので待っててくださいね! (2017年10月13日 23時) (レス) id: 26277e9545 (このIDを非表示/違反報告)
佐野るる(プロフ) - Haruさん» ありがとうございます!ドキッとしてもらえて嬉しいです笑笑 (2017年10月13日 23時) (レス) id: 26277e9545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野るる | 作成日時:2017年10月10日 23時