わたあめ 小森隼 ページ15
あなたside
「わ！もうベトベト！」
隼「美味しいよ食べよー」
今どうなってるかというと
仕事の帰りにお祭りの屋台がやっていたらしく
隼がわたあめを買ってきてくれた
ホワホワした雰囲気が
隼みたい
いいこと考えた！
「隼 これ持って 」
隼「え？うんいいよ！」
「はいっちーず」
隼「あ、写真とったなー笑」
「うん 似てるもん」
隼「似てる？
やっぱりなんともいえない可愛い感じ？」
自分で言っちゃうあたり
さすが
でも隼がいうから憎めないほんとに可愛いと思う
「ふふ 自分で言う？？笑」
隼「まあー ほんとのことですから」
「あ、隼 早く食べないと溶けちゃうよ！」
隼「Aこっちきて」
カシャッ
「え？今写真撮った？」
隼「撮っちゃった思わず笑」
「もーー笑」
隼「さっきAも撮ったじゃん！」
「でも、こうやって写真見てたら
いっしょにお祭り行った気分になれて
嬉しいかもー」
何気なくいったつもりだったけど
隼「いつも連れて行けなくてごめんね」
「そんな… 大丈夫だよ？
いっしょにいられるだけで幸せだよ」
隼「俺も こっちおいで」
「うん」
ポンポンって
頭なでてくれた
その手はわたあめなんかよりずっと柔らかくて
繊細で
これからもずっと大切にしていきたい
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作者名：yunimilk1746 | 作成日時：2017年5月26日 23時
