空の下 light blue ページ2
あなた side
「龍友」
龍友 「お？どした？」
「龍友の歌聴きたいな」
龍友 「なんや急に笑」
「疲れてんのお願い」
龍友 「お願いするならもっと可愛くせーや」
今日は課題やらが山ほどあって
ほんとに疲れたんだ
だから龍友の歌に癒されたかっただけなのに
はあ 私ってこんな時でさえ可愛げないんだな
「そうだよね。ごめんね おやすみ」
もう疲れたから寝ようかな
足を寝室へと運ぶ
龍友「おい ちょっとAまちーや」
そういって 腕を掴まれた
決して優しいことばって訳ではないけど
その声は心を見透かされるような
とても優しい声だった
こんな時でさえ声が素敵に聞こえちゃうのは
なぜだろう
龍友「なんかあったんか？」
「…」
龍友 「抱え込まんでええで？
話なんていくらでも聞いてやるから」
龍友 「ちょっとベランダ出るで」
連れてこられたのはマンションの屋上
１つのベンチに2人で座る
龍友 「ちょっと 目つぶって」
言われるままに目をつぶる
〜♪
心地よい声が聞こえてくる
あ…
龍友の声だ
ほんとに疲れなんて全部吹っ飛んじゃう
ほんと龍友の声には不思議な力があるよ
これはファンのみなさんも惚れちゃうわけですね
「龍友ありがとう」
「元気出た」
龍友「気にせんでええで！
ほら、もう寝よう
いくで」
ぎゅっ
そっと手を握られる
恥ずかしくなって下を見たら
そこには繋がれた手が
また恥ずかしくなって上を見た
すると空にはlight blueの 星たちが
空に無数に輝いてた
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light blue
数原龍友
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作者名：yunimilk1746 | 作成日時：2017年5月26日 23時
