君色片想い

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挨拶をしてお辞儀をする









おばあちゃんに昔よく言われたこと
例に始まり礼に終わる









挨拶ができて初めて一人前









だから昔からこれだけは守っている









？「俺、TAKAHIROだよ！
よろしくね、Aちゃん！」













キラキラの王子様スマイル
そして気づくと大きな手に包まれていた









哲「はーい、お触り禁止ー」









なんて言いながらすぐにてっちゃんが
割って入り、離れた手と手









敬「でも、Aちゃんには敬浩って
呼んでほしいな？」









なぜか特別に感じたその言葉に
少しドキッとした









「あっ！」









恥ずかしさから敬浩さんを見れず
視線を泳がせていると目に入った人物









「大樹くんだー！」









大「え、もしかしてAちゃん！？

なんでここに！？ってか、なんで哲也さんと？
え、ちょっと待って！？」









なんてパニックな大樹くん









私もこんなとこで会うとは思わなかったけど









哲「ちょっと待って、どういう関係？」









笑顔が怖いよ、てっちゃん









他のメンバーの方々も驚いてるみたい
まぁ、はじめて会った女の子がメンバーと
知り合いだったんだもんね









「3年くらい前かな？
ナンパされてるとこ助けてもらって

それからたまにお茶してる仲」









しつこくて困ってたら少し緊張した様子の
大樹くんが必死に助けてくれた









それから仲良くなってたまに遊んでる









こんなとこで会えるなんて思わなかった









「前会ったのは2週間前だっけ？
あの時行ったカフェ気に入ったんだよね

また一緒に行こう！」

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