佐 野 玲 於 の 彼 女

出会い ページ43

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私と、玲於の出会い_________









それは、高校の入学の時









中学生から高校生






なんだか、大人に近づいた気がして浮き足立ってたその日









たまたま隣の席にいたのが玲於だった









A 「はじめまして、佐藤Aです。名前は？」









私が声をかけたのに







チラッとこっちを見て









玲 「佐野玲於、よろしく」









第一印象は、正直いいものではない









愛想ないなこの人、感じ悪っ･･･と思った。









でも、ある日









先生 「じゃあ、ここ佐藤、答えてみろ」






A 「え、あ、えっと･･･」









ぼーっとしてる授業ほど当てられる･･･









なにこれ全然わかんない









テンパる私








そんな時に、横から









玲 「７」








そう聞こえた、まさか答え教えてくれたの！？









A 「７！」









感じ悪いところもあるけどいいやつ






そう思ってたのに









先生 「なんで７になるかな、大丈夫か佐藤」






A 「え、･･･違うの」









玲於の方を見たら、手の甲を口元に持っていってケタケタ笑ってた









A 「佐野くん、答え教えてくれたんじゃないの！？」








玲 「誰も、それがあってるなんて言ってねーだろ。」









そんなきっかけで、私たちの距離が一気に縮まって









仲良くなって、好きと自覚するまてそう時間はかからなかった･･･









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