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私必要意見 ページ29
「センパイッ」
『…芽杏莉』
「どう、でした…?」
『…うん。大丈夫!』
ニッコリ笑って、ピース。
芽杏莉も笑ってくれた。
『やっぱ芽杏莉には笑顔が似合うよ』
「え?」
『人間の道だけは、外れちゃ駄目よ?私みたいに、心に闇抱いちゃ駄目よ?』
「…はい」
『よろしい!』
私はニコッと再び笑って、建物から出た。
さてタクシー拾わなきゃ、と道路を見回していると。
ブー……ブ……ブ…
バッグから、微かに、バイブの音が聞こえた。
…電話?
スマホを取り出し電話に出る。
夕子からだった。
『もっしもーーし』
〔A!無事!?〕
『うん、私別に戦場に出た訳じゃないからね?』
〔あー良かった〕
夕子ったらもう心配症ね?
〔あ、そうだ!〕
『ん?』
〔今すぐ来て!〕
『え?』
〔あれ、銃槍だった!〕
『……やっぱ?』
〔えっ何知ってたの!?〕
言ってよ!!
という悲鳴をスルーし、タクシーを捕まえた。
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作者名:桜絵笑美 | 作成日時:2018年5月8日 0時