吃驚仰天 ページ25
ガタッ
ん?
系ちゃんの方から音がして、私はそっちを見る。
私は吃驚仰天。
系ちゃんは、ガイドラインを、ゴミ箱に、ポイッ!
しかも、読んでない。
「えっ、捨てた?(汗)」
『読んであげなよ』
「ふん、読む意味がない」
「中堂さーん!もう!」
きっと私は、これ程所長さんを憐れに思ったことは無いだろう。
おまけ──────────────────────────
NOside
「かりんとう駄目なら何が良いの?」
「…チョコレート」
『チョコレートあるよ〜。食べる?』
「えっ食べる!!」
夕子の言葉に、Aはチョコレートを取り出した。
そして、夕子に1つ渡す。
『ミココは?食べる?』
「なら、いる」
ミコトも1つもらった。
まだまだあるチョコレート。
Aは、六郎を見た。
『六郎は?チョコレート』
「…もらいます」
『おっけー』
ポトン、と六郎の手のひらにチョコレートを落としたA。
チョコレートは個包装で、六郎は包みを取る。
「…甘くて美味しいです」
『美味しいよね〜!』
「チョコレート、好きなんですか?」
『うん!』
勢い良く頷いたAに、六郎は苦笑。
Aもチョコレートを食べた。
『甘〜!!』
幸せそうなAの顔に、六郎の顔もつい綻ぶ。
『?どうかした?あ、もっとチョコレート欲しい?あげるよ!』
「いや、そうじゃなくて、ただ、Aさんが幸せそうだな…って」
『そう?ふふっ(笑)』
2人はどちらも幸せそうな顔。
そんな2人を見ていたミコトと夕子は、小さくため息を吐いた。
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作者名:桜絵笑美 | 作成日時:2018年4月17日 23時