蜜柑と檸檬と流れ星 (ページ3)

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事件後ページ3

「それで、私のところへ来たと。」

『貴女様の知り合い＆誘った＝元凶だからね』

「えー酷くない？」

『また合コン一緒に行ってあげるから』

「人をこんな目に逢わせるくらいなら、もう行きません」

『言ったな？』

「…多分」

はい、この会話から分かる通り、巻き込むのは、…。

『夕子、頼むよ』

東海林夕子ちゃんです。

イエーーーイ！！←

フォー！！！←

「ってかさA。何故物陰に隠れる。あと、眼鏡」

『そうなのよ～。夕子の顔もめっちゃぼやけてる』

眼鏡かけたままです。

六郎もう１つあるらしいから。

あと、物陰に隠れてます。

見つからないように。

「眼鏡六郎の？」

『うん。もう眼鏡の話は止めよう』

「えー」

そこに、ミココ(だと思う)がやって来た。

わー、救世主～！！

『よし、ミココも巻き込もう』

「姉を巻き込むの？」

『もちろん』

えー、と、ブーイングが聞こえた。

良いじゃない。

因みに六郎には、ちょっと所長さんの色々を頼んでます。←

『あー、誤魔化すにも限度あるなぁ』

「あるね」

もうやだぁ。

「A、大丈夫。死因が分かれば、容疑が晴らせるかもしれない。亡くなった２人のバイタルデータが見たい」

『ジムじゃない？ってか眼鏡どうしよう』

「自分から眼鏡の話題止めようって言っといて何なの」

『…スミマセン』

夕子に突っ込まれた。

私って最近、突っ込まれてばっかだな。

「ん～、ジムかぁ。してないと思うけど」

『企業とか？』

「「それだ！！」」

さて夕子から話を聞こうと思ったその時。

どこからかLINEの音がした。

いや、私のスマホなんだけど。

手探りでスマホを探して、…でも面倒くさくて、眼鏡を外した。

LINEの送り主は、六郎だった。

『…〔この事件が終わったら話があります〕…？？』

「何か言った～？」

『ううん』

私はスマホをポケットに閉まって、夕子にの話を聞いた。