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玖拾 ページ45

「あの子は」

そう言う目の前にいる男に顔を向けた
レモンパイにつられてお茶を出され、半分ほど食べ終わった頃だ
あの子、と言って思いつくのは隣人の小さな科学者か一緒に住んでいる姉か
なんとなく後者だろうと思ったのは、先日小さな科学者と話したときと似ていたと思ったからである
ちなみに話題に上がっている彼女は友達とお茶をしてくるとの連絡があったらしい

「あの子は、少しだけ怖いですね。すべてを見透かされていそうです」

ああ確かに、とおもった
昴の事を赤井さんに似ていると言ったり、一番最初にあった頃自分達の本性を知っていたり
きっとほかにも知っている事や、考えている事があるのだろう
けれど、それを言う事はない

「お姉さんは、すべて自分で背負っちゃうんだ。どんな辛い事も、とうてい一人で解決できないような事もすべて。なまじ解決しちゃうから、ね」
「ええ、この間も殺気を出したのに怯まず銃を突きつけてきましたから」

え、俺の知らない間に何やってるのこの人たち
顔に出ていたのか不可抗力ですと返ってきた
いや、どう考えても……まあいいや

「昴さん」
「わかっています」

皆まで言わなくても分かってくれる
心強い味方にニヤリと笑った





一方Aはというと

「この前言っていた優しいお兄さん系大学院生×頭の良い小学生の甘々と見た目はベビーフェイス優男中身は真っ黒年下喫茶店店員×見た目は強面案外押しに弱い年上客のおせっせ、書いてみたんだけど」
「貴方という子は……!本当にすごいわ!私も髪の長い年上美男子×幼顔の年下美男子のおせっせとある事がきっかけで怪盗を始める美青年×その怪盗を捕まえようと喜々として追いかける少年の絶体絶命の中で共闘する本書いたわ!」
「ベルの一つは漫画なんだね……!いいよいいよ。絵がすごい綺麗だし!羨ましい!」
「あら、貴方の小説とても好きよ。想像力が掻き立てられるわ」

ベルモットと腐女子会話していた
ちなみにお互いコナンとキッド、赤井、安室、昴のことを想像して書いているのだが、絵の中の人物は少し改造してあるし、文章力でお互いがそう想像して書いているとは分からなかった
腐女子の力ってすごい

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南湖(プロフ) - ベルモットアイリッシュ遭遇しますな可哀想に。 (2016年8月17日 15時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
由亜菜 - *.・赤井 揺芽・.*さん» コメント、ありがとうございます!ありがとうございます。更新頑張ります! (2016年8月17日 15時) (レス) id: ecfbd28f3d (このIDを非表示/違反報告)
*.・赤井 揺芽・.*(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも更新楽しみにしています! (2016年8月17日 9時) (レス) id: cb303b5db8 (このIDを非表示/違反報告)
由亜菜 - うみさん» コメント、ありがとうございます!頑張ります (2016年8月17日 8時) (レス) id: 2ad1274782 (このIDを非表示/違反報告)
由亜菜 - 南湖さん» コメント、ありがとうございます!そうです、漆黒の追跡者です!更新頑張ります! (2016年8月17日 8時) (レス) id: 2ad1274782 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:由亜菜 | 作成日時:2016年8月16日 23時

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