【名探偵コナン】The truth?2

捌拾漆 ページ42

「え、何これ」

家に帰ったら蘭さんと園子さんと世良さんがいました
なんでやねん

「探偵事務所にいろっていったのに」

そう言って苦笑しながら言うコナン君
つまりは人の話をしっかり聞けってことですねわかります
リビングに通してお茶を出そうとすると世良さんが詮索を始めた
戸棚に髪ゴムがあるとかグラスに口紅がついているとか
浮気ならー、とか言い始めた

「あの、なんで浮気って話になるんですか？一応女子がここにいるんですけど」

時々休みの間に母さんが帰ってきたりするし
髪ゴムだって私も使うし

「付き合ってもいないのに浮気もクソもないでしょ」
「で、でも」
「勝手に判断して勝手に人の家に入るの、なんて言うか知ってます？不法侵入って言うんですよ」

にっこりと笑う
三人の顔が引きつったのは気のせいだ
そのうちコナン君がなんかの資料を持ってきた
そこでなんのことかと聞けば、この三人が通りがけに見た死体
そこに「死」という文字があったらしい
それが昔お父さん……優作さんが犯人はいないといって解決しなかった事件と似ているとの事だった
死んでいたのは自動販売機に寄りかかって、知り合いの人が揺さぶっていた
「死」の文字の近くにはタバコ
ビールを買いに来ていたらしい
お父さんの資料を見ながら昴さんが色々と言っている
昴さんって、やっぱりなんか普通とは違う
いくらシャーロキアンだからってここまで出来るものなのか

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