【名探偵コナン】The truth?2

陸拾参 ページ18

悲鳴で教室……いや、学校中が飲まれている中、男達が体育館に移動しろという
死にたくないからと全員が一斉に体育館に移動する
しめた、これなら一人位いなくなっても気づきはしない
身を低くし、たまたま開いていた科学準備室に体を滑り込ませる
全校生徒を移動させている、と言う事は単独犯では無い事
見た限り5人はいた
各教室に男がいると考えて15人はいると考えていいだろう
とりあえず外部に連絡しなければ
高木刑事に連絡を入れる

「もしもし、高木刑事」
《Aちゃん？珍し》
「すいません、緊急です。学校に武装した男達が乗り込んできました」
《ええ？！ど、どういうことだい？！》
《高木君?何があったの?》
「今学校にいた全員体育館に連れて行かれました」
《君は》
「なんとか抜け出してきました。要求はまだ何か分かっていません」
《わかった。こっちは犯人達に気付かれないようにこっそり》
「お願いします」

昴さんにも遅くなる事とタイムセールよろしくお願いします!とメールをした
足音と気配を探りながら、体育館に移動する
閉め切られている扉
各扉に2人ずつ、武装した男。計6人
裏口は……やった、誰もいない！
音を立てないようにこっそり入る
中は……10人か。だいたい予想通り
男はどこかに電話をかけていて、要求は各家族に100万円の身代金
払った家族から子供のみを解放するとの事
どうすっかなあ……モデルガンを改良して作った麻酔銃は最高6発
予備も含めて12発
外の奴らは素手で倒すしかないか

《お姉さん！》
「え、」

いきなりしたコナンの声に驚いて出所を探していると、ポケットに探偵バッチ
いつの間に仕込んだんだ……

《高木刑事から聞いたんだけど!》
「あ、話しちゃったのか」
《お、ね、え、さ、ん？》

絶対にに首突っ込むから話さないでいたのに……
まあ知ってしまったものは仕方ない
知恵だけ借りよう

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