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…
思わず目を見開いた。
心臓もびっくりするぐらい鼓動が速い。
どうしたの、私。
「わかりやすいね、Aちゃんって。」
目元をくしゃりとさせて笑う山田くんに
また私の心臓は鼓動を速めた。
「めちゃめちゃ動揺してるもん。」
「そ…そうですか…」
「あ、そうだ、同い年なんだし敬語やめようよ！」
目をキラキラと輝かせて言う山田くん。
これは断れないし断る理由がない。
「うん。」
山田くんは満足そうににこにこと笑ってる。
か、可愛い。
「…そうだ。」
また、何か思い出した様子でこちらを見つめる山田くん。
「あのさ、俺 Aちゃんのこと好きです。
…よかったら付き合ってください。」
私が言わなきゃって思ってたのに。
なのに…
「え、ちょ、泣いてる？」
よかったら、も何もないよ…
だって、私も好きなんだもん。
「ごめん、」
思わず溢れた涙を拭い、
山田くんと視線をあわせた。
「…私でいいなら、よろしくお願いします…！」
安堵したようにふっと笑顔になる山田くん。
その笑顔が好きなんだ。
電車の中での山田くんしか知らないから
これからたくさんの山田くんを知れるかな。
電車の中での私だけじゃなく
これからたくさんの私を知ってもらえるかな。
こんな関係おかしいと思うけどいいの。
これが、私たちなんだから。
握りしめていた傘は足元に転がり
震えていた手は山田くんの左手と重なり
空をさまよう視線は山田くんの視線と絡まり
お互いの唇が重なった。
ーーーーー
あけましておめでとうございます！
今年もたくさん更新したいなあ。
あと新作もたくさん書きたいです。
それでは、今年も本作品と瀬奈をよろしくお願いします！
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瀬奈(プロフ) - まつこさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉、たくさんありがとうございます。更新、遅くて申し訳ありません。お待たせしてしまってますね…。時間を見つけて書いていきますので、これからもよろしくお願いしますね！ (2017年8月4日 18時) (
レス) id: 039feb8e33 (このIDを非表示/違反報告)
まつこ - すごい面白いです!! めっちゃ続きが気になります!!更新頑張ってください!! (2017年8月3日 21時) (レス) id: c1de1f147f (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - くみさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいお言葉ありがとうございます！ちまちま更新していきますので待たせてしまいますが、首を長くしてお待ちくださいね♪ (2017年6月19日 19時) (レス) id: 039feb8e33 (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - すごく続き気になります！！！待ってます！ (2017年6月18日 11時) (レス) id: bfd3cf363a (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - *…JUMPの橙神担…*さん» ほんとうに？ありがとう！わーわー！ビジュアルだけ思い浮かべて…！笑頑張ります。ここだけの話、結構、スランプぎみ。 (2017年6月18日 0時) (レス) id: 039feb8e33 (このIDを非表示/違反報告)
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