山田さんの妹です(r,y and y,c)

#39 ページ40

貴「あ“ーーーーきぼじばるい……」

涼「気持ち悪いって言いたいの？(笑)」

知「車酔いですか〜…」

貴「いえず…………」

今私の前の家に向かっております。

お母さんの手紙とか色々な物を持ってくるため。

3年振りだな〜…変わってないかな〜…

ドキドキするぅ〜♪

知「聞こえてるよ？気持ち悪い」

貴「なんか…素直に傷付く…」

涼「ねぇ……ここ？」

貴「そーそここここ！」

知「家デカい…ってか鶏みたいここここ！って」

貴「スルーしていいっすか？」

涼「どーぞどーぞ(笑)」

知「知念泣きまーす…(泣)」

貴「じゃあ…ちょっと行ってくる」

少し古い一軒家は3年前と全く変わっていなかった。

裏庭の縁側の下。鍵の置き場所。

雑草がハンパなくて足がかゆい。

玄関のドアを開けて二階に上がる。

手前から3個目の部屋が元:私の部屋。

静かに音をたてないようにドアを開け、部屋に入る。

机の上の小さな缶を持って部屋を出る。

お母さんの服も少し持っていこう。

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