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第77話ページ32

玲於side

…それにしてもあっちぃな、

なーんか甘いもん食べたくなってきた

わかるよね、塩っぽいの食べてたら甘いものも食べたくなるの

玲於「アイス頼むけど誰かいる？」

涼太「大丈夫！」

…涼太君

楽屋に戻ってくる前、Aと涼太君はどんな話してたか気になるけどそれを聞けるほど俺は強くない

アイスを頼んでいる間に涼太君とAが話し出して何故か無性にイライラしてきた

アイスが来てもAは気づいてないのかいつもだったらジーって見にくるのに。そう思いながらバクバク食べる

涼太「でねあの時～笑笑」

A「なにそれ笑涼太君そんな面白いエピソードあったの笑」

2人の会話だけがやけに聞こえる

玲於「A」

気づけば俺はあいつの名前を呼んでいた

A「ん？」

と、振り向かれた

内心うわやっちまったと思いながら話の内容を必死に探す

玲於「…アイスいらない？」

我ながら思うわ

子供か

A「わ！いいの？ありがとう～！」

目をキラキラさせてアイスを見るAを見るとさっきまでのイライラはどこかに飛んでいった

A「あー…」

と、口を開けるA

突然の事で頭が追いつかない

これはあーんをしろと言ってるのか？？

スプーンにアイスを乗せAの口に運ぶ

いつもの俺だったらは？自分で食えよって言ってるんだろうけど……酔ってたって事にしよう

A「んっ！…美味し～」

玲於「でしょ」

A「玲於君が作ったんじゃないじゃん笑」

こんな会話をほぼ毎日してる。けど全然苦じゃないのはなんでだろ

隼「ひょえー！」

突然奇声を出す隼にびびるA

龍友「なんやねんうっさい笑」

隼「俺見ちゃった！！…玲於がAちゃんにあーんするとこ！！」

隼「間接キッスじゃないすか～！！」

そう言われると何だか気恥ずかしくチラッと隣を見ると

A「かんせつ、、きっ……//」

え、これはまさかの気付いてなかったパターン？どんだけ鈍感なの

亜嵐「あれ笑気づいてなかったの？笑めっちゃ顔赤いよ！か～わい笑」

玲於「亜嵐君、そんな事言っちゃっA余計茹でダコになる」

A「玲於君気づいてたの？、その、か、かんせつ、、、//」

自分で言っときながらまたどんどん顔が赤くなっていくA

ほんと見てて飽きない