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「……っ、」
なんでそんな悲しそうな顔するの佐野
いつもなら目輝かせて喜ぶくせに
『…佐野、どうしたの』
「…何でもねえよ」
テーブルに用意されていたスプーンとフォークを取ると「いただきます、」といって食べ始める佐野
佐野はいつもたこさんウィンナーから食べる、そしてその次はハンバーグ、エビフライ、最後にヤクルトを飲み干してお腹いっぱいになった佐野は寝る
フォークを手に持った佐野はやっぱりたこさんウィンナーを口に入れた
今までと変わってなくて少し安心した
私の前で、佐野がお子様セット食べてる
今までだったら当たり前の光景だったのに、ただ佐野が目の前でご飯食べてるだけなのに
なんでこんなに嬉しいのかな
溢れだしそうな何かを必死に堪えてると佐野と目が合った。ダメだ、暖かい何かが頬を伝った
「…お前、いつも泣いてる。ほんとに泣き虫」
泣いてる私を見て佐野が言った。
そしてポケットから何かを差し出した
「これ使えよ」
佐野のハンカチだった、佐野がずっと大切に使ってるやつ。佐野の優しさに涙は止まることなく溢れ出てきた
「…なんで泣いてんの、」
なんで泣いてるんだろうね、私が聞きたいよ
佐野見ただけで泣いちゃったんだよ
『なんでもないよ』
泣きながら笑うと
「やっぱ変なやつ、」と佐野は私に微笑んだ
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キャラの口調が全然掴めなくて汗
見直したら誤字も沢山ありましたすいません!
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作者名:三ツ谷サイダー | 作成日時:2021年8月23日 13時