眠りギツネ【ハイキュー】

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「飛雄くん，また春高でな」


『またね，影山』


「はい」








総合体育館入り口
荷物を持った俺と侑は入り口付近にいた影山に一声かけて，外に足を踏み入れた


外に出た瞬間，感じる風に心地良さを感じ，つい欠伸をこぼす







「またね，凪。あと宮も」


『…うん，またね。元也，佐久早』


「俺はおまけかい！」


「…じゃ」








俺たちが外に出たすぐ後に元也たちも出てきて，二人とも声を交わす


元也と佐久早
二人に軽く手を振ると，二人とも返してくれた(佐久早は少し手を上げるぐらいだったけど)







『…じゃ，行こ侑。新幹線まであとどれくらいだっけ…？』


「ちょい待ち…，あと1時間ちょいや」


『じゃ，早くに土産買いに行こ。ちゃんと東京の買えよ』


「…ｳｳｨｽ」








二人の背中を見つめ，すぐに背を向ける




次，会う時は







ﾞ春高 ﾞ







春高なんて学校に戻れば，すぐにやってくる
その間にどれくらいさらに強くなるか





俺は侑を隣に，歩きながら少し口元を緩ませる















『(あぁ……春高が待ち遠しい)』












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