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「はーい，凪。俺特製の唐揚げ定食だぞー」
「何言ってんだこいつ…」
『作ったの，ここのおばさんじゃん…』
「ネガティブ二人ー。そこは乗るところー」
夕方18時過ぎ
今日も練習を終えた俺は元也に引きずられて食堂に来ていた
自分が作ったとかまして元也が今日の定食を持ってきたが
どうやら今日は唐揚げ定食らしい
今日 食欲無いんだけど，元也食べてくんねぇかな
「お前，相棒置いてきて良かったの？あいつ伏見いないと不機嫌になんじゃん」
「あいつは凪の彼女かよ笑」
『……ほっとけ…』
椅子に座り，唐揚げに箸をのばしたとき，隣に座る佐久早がそう呟いた
俺はそれに軽く返答し，止めていた箸をもう一度動かす
唐揚げをつかみ，そのまま俺の口へと運んだ
うん，意外とこってりしてない…いける…
「にしてもホントに今日は大変だったなぁ，凪。今日のでまた最高到達点伸びてたりしてない？」
『こんな短時間で伸びるわけないじゃん…』
「いや，お前なら有りうるだろ。お前そんなこと言っときながら去年のユース合宿でさらに3センチ伸びたって春高で言ってたじゃん」
「うげっ，マジで？」
あれ，そうだっけ？
でも，たしかに佐久早に言われて振り返ってみると，そんなこともあったようななかったような気がする
『…俺…いつか，人外になってしまう気がしてならない…』
「それ自分で言う？まぁ，否定できないけども」
俺，自慢に聞こえるかもしれないけど，昔からジャンプ力には自信があった
同じ歳の子が届かなそうなところはジャンプすれば届いたし身長もあったから，他に比べればすごい体に恵まれてたんだと思う
年々伸びていく最高到達点に自分でも引く時だってあったよ？
だって一年でこんなに伸びるか？ってぐらい伸びるから
まぁ，でもそんな俺にも欠点というかコンプレックス的なものが一つあった
「…凪の髪はいつ見ても綺麗だなー」
「…」
『…どうも』
この白い髪
俺が生まれてこの方ずっと背負ってきたものだ
元也や口には出てないけど目で同意してる佐久早に少し嬉しい気持ちと少し複雑な気持ちが混ざる
俺はこの髪が苦手だった
理由は単純
他の人と違うから
高校生になれば周りにいろんな色の髪をしてる人はたまに見かけたけど，それとこれとは違う
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胡春(プロフ) - いろんな方からそういった言葉がいただけてとても嬉しい限りです！コメントありがとうございます！ (2022年10月3日 21時) (
レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年10月3日 21時) (レス) @page27 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - この作品は名前固定の男主です！ (2022年10月3日 9時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
⁇ - 名前が変換できていない気が… (2022年10月3日 9時) (レス) @page5 id: b22d4ce9af (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - ありがとうございます！ (2022年10月2日 20時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡春 | 作成日時：2022年1月31日 19時
