葉が23枚 ページ23
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「ここは強魔地帯のユルティム火山。
地中深くに強大な魔を帯びた火山帯があり，溶岩が常に噴出している。普段は人間が近づけるような場所ではない…」
「だが…山頂には滋養強壮に良い素晴らしい温泉があるのだ───！！
どうだ！？ワクワクしてきただろう！？さぁ！！山頂まで行くぞ！！」
呆然としながらメレオレオナを見つめる(というよりその後ろの地獄画を見ている)アスタたち巻き込まれ組と獅子王団団員たちの心はこのときばかりは一つだった
灼熱の溶岩
今にも噴火しそうな雰囲気を出す火山
ここからでも感じる熱風の勢い
ヤミは逆に聞きたかった
この情報のどこにワクワクする要素があるのか，と
「こうなればどっちが先に山頂にたどり着けるか勝負だアスタっ！」
「おうッ！！やってやるぜコンチクショ〜〜！！」
もうレオポルドは自棄糞だといつもどおりにアスタに勝負を挑む
アスタも何故か自棄になったのかその勝負に乗る
レオポルドはアスタだけでなく近くにいたユノを指差すと
「おぬしもな！！金色の…」
同じように勝負を挑む
名前を覚えてないのだろうレオポルドは一瞬言葉に詰まったが，それにアスタが助太刀をし，名前を知る
加えてアスタのライバルだと知ったレオポルドは何故その結論に至ったのかアスタのライバル＝自分のライバル，と方程式を立てた
いつもながら冷静なユノはその視線に無表情で返す
「…勝手にどうぞ…」
熱いレオポルドに対し，温度差がすごいユノ
ユノのすぐ近くに立っていたユニはその温度差に軽く身震いしていた
「チンタラしてないでさっさと行かんかぁー！！！」
まぁ，そんな談笑の時間を長々と彼女が与えるはずもなかった
「どわぁぁぁぁ！！」
メレオレオナはアスタとレオポルドを足蹴りで下へと落とす
それに乗じてユノも下へ降りようとしたが一瞬足を止め、左隣でキョトンとした表情で立っているユニを見た
この場に似つかわしくもないおしとやかな少女
魔法なんて使えるかもわからない少女をこのまま置いていくわけにもいかないと悩んだユノはこの場から離れられずにいた
「連れてけ」
「！…でもこいつは」
その様子のユノにメレオレオナはそれだけ言った
そして何を思ったのか鼻を鳴らして，嘲笑うかのようにユノを見る
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あまね(プロフ) - はっはっはっ（発作）（尊い） (10月26日 10時) (
レス) @page24 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - コメントありがとうございます！最近受験勉強などで忙しくて更新が出来てないんですが，そう言っていただけて嬉しいです！余裕ができたときとかに更新出来ればしようと思ってます (5月20日 11時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
篝月(プロフ) - 久しぶりに最初から読んで続きが凄く気になります！ (5月20日 10時) (レス) @page24 id: 9f94afc062 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - 台風笑笑。たしかに笑 (2022年2月19日 20時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム - おお…！風魔法いいですね〜。もしも、風魔法とか使えたら、いきたくない日に台風を起こせば…((殴 ←魔法騎士団の皆さん、こいつです。 (2022年2月19日 20時) (レス) @page4 id: 37b06201c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡春 | 作成日時：2021年12月10日 13時
