葉が22枚 ページ22
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「え、ちょっ！？あの何故ユニまで掴んでいるのでしょうか！？？」
「何故ってこいつも連れて行くからに決まってるだろう」
ユニと同じく疑問に思っていたのだろうアスタが吃りながら聞くが，彼女はさも当然のように応える
見てわからないのかという表情を彼女はアスタに向ける
何故連れて行く必要があるのかがわかんねえんだよ，と内心思ったユノだが決してそれは言葉にはしなかった
しかしユノもこの人の言葉には動揺していた
「あの…こいつ，ユニは魔法を使うとか無縁だと思いますし，まだ10歳みたいなので放してやってくれませんか」
「…なに？」
ユノらしく丁寧な言葉を並べてユニを帰そうとするユノ
だけどその頬にはうっすらと冷や汗が…
彼女はユノの言葉に眉をピクリと反応させると怪訝そうにユニを見た
「無縁？……お前もう
『え？』
ユニはなんのことを言われているのかわからなかった
逆にそのユニの反応を見た彼女は納得したように頷いた
「無意識か…面白い」
『…？』
ニヤリというふうに笑う彼女
「…アスタ…無駄な抵抗は辞めておけ…」
「え？レオ？」
「この人につかまればもう逃げる事はできない…戦事や政，なんにも興味がなかった故，表舞台に出なかった隠れた強(恐)者…いざ戦えば恐らく兄者よりも強い」
ユニはゆっくりと目の前に居る彼女を見上げる
未だに意味深な笑みを浮かべた彼女はユニたちををじっくりと見つめていた
「無敗無冠の女獅子，メレオレオナ・ヴァーミリオン！！！」
「思わぬ収穫もした。新人1位2位の力どの程度のものか見せてもらおうか」
──現在
『…』
という経緯があり，ユニは今ここに立っている
「おいおいアネゴレオン。なーんで子ども連れてきてんの。え、こいつ死ぬよ？あんた鬼？」
「誰がアネゴレオンだ。大丈夫だから連れてきたのだろう」
「大丈夫って，こいつ…，！」
途中から合流したヤミもこの場にユニがいることに困惑したのかメレオレオナに文句を垂らすが，すぐに口篭った
メレオレオナに言われて，ユニを見た途端ヤミは驚いたように微かに目を見開いた
『…？』
「…あーね，そういうことね」
何がなんだかわかっていないユニを置いて，ヤミは一人納得した
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あまね(プロフ) - はっはっはっ（発作）（尊い） (10月26日 10時) (
レス) @page24 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - コメントありがとうございます！最近受験勉強などで忙しくて更新が出来てないんですが，そう言っていただけて嬉しいです！余裕ができたときとかに更新出来ればしようと思ってます (5月20日 11時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
篝月(プロフ) - 久しぶりに最初から読んで続きが凄く気になります！ (5月20日 10時) (レス) @page24 id: 9f94afc062 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - 台風笑笑。たしかに笑 (2022年2月19日 20時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム - おお…！風魔法いいですね〜。もしも、風魔法とか使えたら、いきたくない日に台風を起こせば…((殴 ←魔法騎士団の皆さん、こいつです。 (2022年2月19日 20時) (レス) @page4 id: 37b06201c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡春 | 作成日時：2021年12月10日 13時
