葉が18枚 ページ18
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「ユニちゃん大丈夫ですか…？」
『…っはい…』
功績発表が始まってしばらくがたった今
ユニは耳鳴りがする耳を両手で押さえ，その様子にミモザが心配そうな目を向けていた
遡ること少し前
ユノが壇上にあがっていってからしばらく
ユニは舞台裏から壇上に立つ彼らの様子をミモザとクラウスと共に眺めていた
この行事についてまだ知っていることがすくないユニはあまり話についていけてなかったが時々，゛ユノ ゛という単語が聞こえ，周りの様子から見るにユノが褒め称えられているのだということはユニは理解した
その途中，黒の暴牛という単語が聞こえたかと思えば，空からアスタが降ってきたことにはとても驚いた
その後、魔法をぶつけ合うなどのちょっとした出来事があったが，ユニは二人の強さに圧巻され，少しの
「あ、次は国王様の登場ですね…」
『？』
恐らくもうそろそろ終わりに近づいているであろう頃，ミモザがそう呟いた
ただ、その声に覇気は無く，さっきまで揚々としていたこともあって不思議に思ったユニはミモザを下から見上げた
その時
゛「もっと余を讃えんかァァァァ⸺⸺⸺！！！！」
キーン
『〜っ？？』
表の方からとてつもない大音量がユニの耳に届いた
それはそれはとても大きく，五月蝿いと言いたくなるであろう音量
まだ幼い子どもであるユニにとってこの音量はキツく，その音を聞いてから耳鳴りがしばらく続く
「ユニちゃん…本当に大丈夫ですか？…もう！国王様ったらもう少し周りのことも考えた音量で話してほしいですわね！」
「…仕方あるまい。あの国王様だ」
苦しそうに耳を押さえる様子に自分のことのように心苦しそうにするミモザ
眉は下げ，少しだけ国王様の言動に苛立ちを覚えた瞬間だった
隣に立っているクラウスはもう諦めに近い表情だった
「ユニさんもう少しの辛抱ですわ。もう少しで功績発表も終わるのでアスタさんやユノさんと合流できますわよ」
『…はい…』
ミモザの言葉にユニは一つ頷き、未だ尚表で騒ぐ国王様に顔を青くさせた
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あまね(プロフ) - はっはっはっ（発作）（尊い） (10月26日 10時) (
レス) @page24 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - コメントありがとうございます！最近受験勉強などで忙しくて更新が出来てないんですが，そう言っていただけて嬉しいです！余裕ができたときとかに更新出来ればしようと思ってます (5月20日 11時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
篝月(プロフ) - 久しぶりに最初から読んで続きが凄く気になります！ (5月20日 10時) (レス) @page24 id: 9f94afc062 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - 台風笑笑。たしかに笑 (2022年2月19日 20時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム - おお…！風魔法いいですね〜。もしも、風魔法とか使えたら、いきたくない日に台風を起こせば…((殴 ←魔法騎士団の皆さん、こいつです。 (2022年2月19日 20時) (レス) @page4 id: 37b06201c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡春 | 作成日時：2021年12月10日 13時
