ランチタイム ページ15
A「いただきまーす！！」
ワンピース学園で一番、青々とした空に近い屋上で、Aは嬉しそうに手を合わせる。
それを見て、ゾロたちもつられて微笑んでしまう。
ハンコックとルフィは、少しゾロたちと離れていた。
ハンコックの姿を見ると何となく分かるが、どうやらハンコック自身が微妙にゾロたちから離れ、ルフィと少しでも２人きりのムードを出しているようだ。
もちろん、そのことにルフィは気づいていないが。
ゾロ「A。そういえば弁当って自分で作ってんのか？」
Aがおいしそうに食べてるお弁当を見ながらゾロは聞いた。
A「うん。」
首を縦に振りうなずく。
声に元気がない。
なぜだろうか・・・？
ロー・キッド「・・・。」
２人は何かをさとったのか、はしを止め、深刻そうな顔をしていた。
ゾロ「そっか。お前料理できるんだな。」
ゾロもAの声色を聞いて不思議に思ったのか、声のトーンを少し下げていた。
たぶん、ゾロはこう思ったのだろう。
いつもなら、
「うん！そうだよ！おいしそうでしょ！ね、今度ゾロのも作ってあげようか？」
と、元気よく答えると・・・。
そして、ゾロはたぶん、ゾロのも作ってあげようか？という答えを望んでいたのだろう。
ほんの少しの沈黙。
ルフィの弁当を食べる音が聞こえてくる。
むしゃむしゃむしゃ・・・。
バクバク・・・。
沈黙を破ったのはAだった。
A「・・・・ゾロ。あたしがお弁当作れるわけ教えてあげる。」
ゾロ「おう？」
ゾロは、Aにいきなりそんなことを言われて少し不思議そうだ。
ゴクン・・・。
ローとキッドは唾を飲んだ。
これから何が始まるのだろう。
ルフィたちは、こっちの様子に気づいていないようで、今まで通りに食べている。
モグモグ・・・。
A「・・・あのね」
Aがまた口を開いた。
その目には、今までに見たことのない、覚悟がやどっていた。
それを見て、ゾロは真剣な表情をした。
〜作者から〜
ちょっと今回暗いですね・・・。
次の話も暗くなってしまうかもしれません。
そういえば、３００hit超えありがとうございます！！
これからも頑張りますので、よろしくお願いします(*^▽^*)
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抹茶パン(プロフ) - ちきちき〜やっほい♪コメありがと〜更新頑張ってな〜(´∀`)ノ (2014年2月5日 18時) (
レス) id: 16558f6953 (このIDを非表示/違反報告)
ちきちき(プロフ) - にこさん» 読んでくれてありがとう！！よし、頑張るわ← そういえば最近３ＤＳやってなかったなー・・・。つか、やれん。取られとる← (2013年11月10日 22時) (レス) id: 60454e8ba1 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - ちきちきうおおおぉおおぉおおおおおおおお((( これはやばいぜ…!!!!!!!// 続き待ってるおっ(´∀`* (2013年11月10日 17時) (レス) id: 66f23f6d41 (このIDを非表示/違反報告)
ちきちき - 抹茶パンさん» うん！頑張るよ！お互い頑張ろうね！ (2013年11月1日 21時) (レス) id: 813db14788 (このIDを非表示/違反報告)
ちきちき - もちゃんさん» 覚えてるに決まってるじゃないか！読んでくれてありがと(^^ゞ (2013年11月1日 21時) (レス) id: 813db14788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちきちき | 作成日時：2013年10月16日 19時
