命令2 ページ5
午後０時０分
【送信者:王様
件名:王様ゲーム
本文:これはあなたのクラス全員で行なってもらう王様ゲームです。
王様の命令は絶対なので24時間以内に従ってください。
＊途中棄権は認められません。
命令2男子出席番号3岡島大河 女子出席番号4 岡野ひなた
岡島大河が岡野ひなたの胸をさわる。
男子出席番号10木村正義 女子出席番号25宮崎亜樹奈
二人が激しいキスをする。
男子出席番号16千葉龍之介思うがままの命令をクラスメイトの誰かに下す。
命令を下された者は、それを王様からの命令と思い従いなさい。
女子出席番号5奥田愛美大切なものを失う。
男子出席番号13菅谷創介 女子出席番号20速水凛香
それぞれがクラスメイト2名に「死ね」と書いたメールを送信する。
＊送信しなかった場合罰を与える。メールが届いたものには罰を与える。
死んだ者の名前は無効。
クラス全員不要な事をおこかすな。
クラス全員深い安息につくな。定められた道を進め。END】
再び携帯が鳴った。Aは怒りがふつふつあがってくるのを感じた。
【送信者:王様
件名:王様ゲーム
本文:王様の命令に従わなかったため首吊りの罰を与える。
男子出席番号13菅谷創介】
「ふざけるな! 」
「Aちゃんだいじょぶ?」
「だいじょぶだから、亜樹奈ちゃん、律みんなに眠るな!って電話して」
「む、無理だよ。もの１２時だから皆寝てるよ!」
「まだ、ほとんど起きてるの」
「私、急いでいく所があるの。電話よろしくね。」
「えっ」
亜樹奈ちゃん、律の返事を聞かずにAは走った。
走りながら、菅谷に電話をかけた。絶対に死なせない!
『ただいま電話に出ることが出来ません…』
「なんで」
続いて、赤羽に電話した。
「なに?こんな時間に」
「あ、赤羽話があるから家で待ってて」
「電話じゃだめなの」
「ダメ、寝ないで待ってて」
「わかった」
赤羽と話している間に菅谷の家の玄関先に到着した。
インターホンを何度も押し、ドアを激しい叩いた。
「夜分遅くに失礼します。菅谷くんと同じクラスの加藤です。開けてください。」
「誰だ! こんな夜中に」
菅谷のお父さんが出てきた。
「菅谷くんの部屋は2階ですか。お邪魔します」
返事を聞かず隙間を通り抜け玄関に入った。
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無名 - 小説の王様ゲームが元ネタですか？ (2019年7月15日 2時) (
レス) id: c96458f684 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ありがとうございます (2017年11月18日 15時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ヒー - おもしろかった (2016年12月25日 19時) (レス) id: 51804aca81 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ナミさん» コメありがとうございます。次そうしようと思います。 (2016年5月30日 19時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 切ない系ですかーなんか泣きたいです。恋愛系がよかったなー前原くんとの。 (2016年5月29日 13時) (レス) id: 14e03aa49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神崎奈美🎶 | 作成日時：2016年4月27日 22時
