お守り ページ27
「あれ、モンスターは?」
風が気持ちよく吹いている。
さっきまで、Aの目の前にいたはずのモンスターがいなかった。
3-Eのクラスのみんなもいない。
「ハッハハ、私死んだんだ(ポロッポロポロ」
「何、今さら泣いてるんだろう…」
その時
「Aーーーー!!」
「ッ…京……瀬……(ポロポロポロ」
Aの後ろには、息を切らしている京瀬がいた。
「京瀬が…いるっ…て…ことは…私…本当に…死んだの…」
京瀬はAを抱きしめ説明し始めた。
「A…お前は死んでない
俺のお守りでモンスターが
お前を殺そうとした時に
守った。
だから、俺と会えるのは
今、お前が気を失っているからだ。」
「そうなんだ、守ってくれてありがとう!!」(チュッ
Aはお礼のつもりで、京瀬のデコにキスをした。
「京瀬〜耳まで真っ赤〜(ニヤニヤ」
「クッソ〜。仕返し!!(チュッ」
「///////」
「あれ〜Aちゃん〜顔が真っ赤ですよ〜(ニヤニヤ」
「奈緒とは会えないのか(ズキッ痛!!」
頭が割れそうなくらい痛い。
「そろそろ、目覚まさなきゃいけないようだな」
「えっ、ヤダヤダまだみんなに会ってない!!
奈緒や陸子やみんな、みんな会いたいの!!」
京瀬の頭がもげそうなくらい、Aは肩を掴み振った。
「A!!」
京瀬が真剣な表情でAを呼んだ。
「みんなの思い、もうAに伝わっていると
思っていたんだが、
まだ、少々伝わってなかったか…
A…みんなは、“お前に生きて欲しいんだ”
みんなはお前が必死になって
王様ゲームを終わらせようとしていたのを
知っているんだ!!「それは京瀬も同じn「いや違う
みんなにはもう話したんだが
俺の親は王様ゲームを体験していた
その罰で血を継いだ俺が
みんなにk「それは、知ってたよ!!
でも京瀬は悪くない、みんなのちょっとした恨みがなければ、
私達が信じて相談した大人が私達を信じてくれれば、
先生や警察がいじめや自〇何て考えないで
しっかり調べてくれれば、私達は生き残ることができ
私達のクラスで残酷な王様ゲームをやめることができたかもしれない!!」
「京瀬は悪くないんだよ!!」
京瀬は泣いていた。
「やっぱAはAだなぁ、存分に生きろ!!」
「うん!!」
京瀬がだんだん薄くなってきた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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8
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無名 - 小説の王様ゲームが元ネタですか? (2019年7月15日 2時) (レス) id: c96458f684 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ありがとうございます (2017年11月18日 15時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ヒー - おもしろかった (2016年12月25日 19時) (レス) id: 51804aca81 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ナミさん» コメありがとうございます。次そうしようと思います。 (2016年5月30日 19時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 切ない系ですかーなんか泣きたいです。恋愛系がよかったなー前原くんとの。 (2016年5月29日 13時) (レス) id: 14e03aa49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神崎奈美🎶 | 作成日時:2016年4月27日 22時