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入り口のところにカルマ君がいた。
「A来たんだ、みんなの所行く前にちょっといい」
Aはうなずいた。
「A俺…Aのこと好きだったんだ。だから付き合って」
「カルマ君…ごめん今考えられない…この残酷なゲーム終わらせれたら返事を出す」
「そっかわっかた、行こっか」
「みんなそろったな! もうそろそろ二十四時だ」
クラス委員長の磯貝君が声をかけた。
「ええ」
「ああ」
それぞれ返事をした。
二十四時まで残り
5
4
3
2
1
プルルルル
【送信者:王様
件名:王様ゲーム
本文:これはあなたのクラス全員で行ってもらう王様ゲームです。
王様の命令は絶対なので24時間以内に従ってください。
＊途中棄権は認められません
＊命令３:男子全員が参加するゲーム。順番を決めて順番順に、1〜100の番号のついた
100枚の紙を、一人１〜３まで取れる。そして100枚目を引いた者に罰を与える。
なお、ゲームが行われなかった場合は、男子全員に罰を受けてもらう。
ゲームを楽しめ。＊今回与られる罰は心臓麻痺 END】
「じゃあ女子にカードを作ってもらおう」
「ああその方が安心だ」
女子がカードを作り順番も決まった。
順番は、磯貝、烏間、杉野、前原、岡島、三村、吉田、木村、堀部、潮田、菅谷、
村正、赤羽、竹林の順になった。
「じゃあ始めるぞ」
磯貝の合図で皆うなずいた。
「1、2、3」
「4、5、6」
「7、8、9」
順順に引いていく
村松の前まで抜けれた頃
村松は不吉な笑みを浮かべた。
「さあゲームも最後だ。次は俺だから、俺の手にカルマと竹林の運命がかかっているわけだ」
「そうなるね〜」
「助けてくださいと言わないのか？いつもとは逆の立場だぞ
『俺の命を救ってください!かわりに竹林を殺してください。』
と言わないのか？」
カルマと村松の間に、横から竹林が割り込んでくる
「待ってくれ、村松! 僕を助けてくれ! まだ死にたくないんだ。」
村松はまた、不吉な笑みを浮かべた。
「まあ待てよ。さっき聞いたんだけどカルマお前Aが好きらしいな」
「待てよAは関係ないだろ!!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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8
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無名 - 小説の王様ゲームが元ネタですか？ (2019年7月15日 2時) (
レス) id: c96458f684 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ありがとうございます (2017年11月18日 15時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ヒー - おもしろかった (2016年12月25日 19時) (レス) id: 51804aca81 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ナミさん» コメありがとうございます。次そうしようと思います。 (2016年5月30日 19時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 切ない系ですかーなんか泣きたいです。恋愛系がよかったなー前原くんとの。 (2016年5月29日 13時) (レス) id: 14e03aa49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神崎奈美🎶 | 作成日時：2016年4月27日 22時
