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集合の時 ページ11

午前5時50分

駅の前にあるバス停の前に、千葉と凛香は立っていた。

早速三人は切符を買った。

ガラガラの車内で二人掛けの対面式座席に腰を下ろすと、凛香が口を開いた。

「〇〇村ってどんな所?」

「行けばわかるよ、一言で言うとおぞましい」

その一言で沈黙が襲った。


雑談などをしていると午後二時過ぎに〇〇市に到着した。

しばらく進んでいくと、〇〇村への入口が姿を現した。(早くてすみません)

夜になると、街灯のないこの辺りは文字通り暗闇だ。

「千葉、凛香行こう」

怖いの逆にAは悲しかった。京瀬が自分を頼ってくれてなかったようで…

心配かけたくなかったから話さなかったてことはわかるんだけど、自然と涙が溢れ出た。

「京瀬…」

二人に見えないように急いでゴシゴシと目をこすっていたら肩に手を置かれた。

「A私を頼って」

「ありがとう凛香…千葉もでもここから先は私一人で行く」

最初の時と違って「行って来い信じてる」と言う目で見てくれた。

「何かあったら呼べよ掛け付けてやる」

「ありがとう」

Aは満面の笑みで言った。そして謎に包まれている〇〇村の奥に向かった。

Aは1軒、2軒、3軒、4軒、5軒、6軒、7軒目を通り過ぎ京瀬の遺書に書いてあった

ノートがあると思われるコンクリートの建物も通り過ぎた。

11軒、12軒目で妙な胸騒ぎがした。

「『12』ってまさか、で、でも行かなくちゃ」

Aは足に鞭を打ち先へ進んだ。

Aの目に映ったのは、「宮崎」と書かれている、古ぼけてカビの生えた標札だった。

中に入ると外とは違う吐きたくなるような腐敗の臭いが漂う

妙な威圧感に襲われた。

鼻を摘み奥へ奥へと進んでいった。

和室に入ってみるとAは目を見開いた。

そこには…








男性の死体があった。けれど…

顔は原形をとどめていなかった。Aは呼吸混乱を起こしそうなくらい呼吸が荒かった。

Aは腰を抜かしてしまった。

男性の手の辺りには、猟銃が置いてある。

まさか…

視線を移した。仏壇には遺影が飾ってある。

その遺影を手に取るとAは言葉を失い涙を流した。

そこに写っているのはAのよく知っている人物だったから。

悲しみの時→←〇〇村の謎


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設定タグ:暗殺教室 , 王様ゲーム , ホラー   
作品ジャンル:ホラー
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無名 - 小説の王様ゲームが元ネタですか? (2019年7月15日 2時) (レス) id: c96458f684 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ありがとうございます (2017年11月18日 15時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ヒー - おもしろかった (2016年12月25日 19時) (レス) id: 51804aca81 (このIDを非表示/違反報告)
神崎奈美 - ナミさん» コメありがとうございます。次そうしようと思います。 (2016年5月30日 19時) (レス) id: d108367f98 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 切ない系ですかーなんか泣きたいです。恋愛系がよかったなー前原くんとの。 (2016年5月29日 13時) (レス) id: 14e03aa49d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神崎奈美🎶 | 作成日時:2016年4月27日 22時

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