二章個性:『刀剣』 (ページ33)

今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:38,478 hit

32話ページ33

(第4部隊視点)

そろそろだろうか…

大般若「謙信、太鼓鐘、平野、包丁、愛染

どうだ？」

短刀達に偵察してもらっているが、俺達が観る限り何もいない

謙信「ここからは、なにも…」

太鼓鐘「こっちもだ」

平野「こちらもです」

包丁「なにもないぞぉ」

愛染「…居た、東に6体

南に4体。南東に8体」

大般若「…計18体か」

こちらの手数と同じ…

謙信「太刀が9体、大太刀が7体、薙刀が2体だぞ」

小豆「どうする、大般若」

大般若「…さて、どうしようか」

それに、さっきからこの流れるこの空気…
なんだ、いったい

(第3部隊視点)

膝「…どうだ」

日向「こちらには何も」

小夜「…こっちも」

膝「そうか、前田どうだ？」

前田「見つけました。ですが、敵の数が多いです。

北に10体、北西に6体、西に5体」

髭「おや、随分多いねぇ」

大典田「…どうする、気付いていない

今がチャンスだと思うが」

膝「…いや、暫く様子を伺う

それに、少し、人員を送ってほしいしな
俺達だけでは、難しいだろう」

本当にこれだけが

それにしては、何かがおかしい…。
何か、見落としがあるのではないだろうか

(第2部隊視点)

薬「…居た。

南西に5体、南に9体、南東に9体か」

厚「随分な数だな」

信濃「どうする？数は、ともかく相手が相手だね」

後藤「太刀、槍、薙刀、打刀か」

乱「一気に片付けちゃう？」

五虎退「あ、あの…」

薬「ん？どうした五虎退」

五虎退「と、虎君の様子が…

ずっと、空を見ていて」

薬「…五虎退

そいつの様子がおかしくなってきたら全員に伝えてくれるか」

五虎退「は、はい！」

厚「どうゆうことだ？薬研」

薬「いや、俺っちの考えすぎならいいんだが……

嫌な予感がする。

取り敢えず、一兄達にも報告だ」

(第1部隊視点)

博多「見つけたばい…、けんど」

毛利「数が…」

秋田「…100体を越えています」

山「…そうか

博多、毛利、秋田
それをあいつらに伝えろ。

それと、"散らばるな"これも伝えたら
全員を連れてここに来い」

博多「了解ばい！」

毛利「はい！」

秋田「わかりました！」

短刀達が走り去った後
空気が変わった

山「……お前達わかっているな」

『当然だ』

加「当たり前でしょ」

歌「あぁ、全くだ」

蜂「わかっている」

陸「おうさ、任せとき」

山「……よし」

後は、全員が集まり次第

仕掛ける