二章個性:『刀剣』 (ページ26)

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25話ページ26

(山姥切視点)

そろそろか…

しかし、なにも始まっていない時を狙うとは……

それほど、この後の歴史に何らかの影響を与えたいんだな……

ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「選手宣誓!!爆豪勝己!!」

爆豪がゆっくりと台の方に向かう
本当にいつ来てもおかしくない…

爆「せんせー。俺が1位になる」

その時が来てしまった。

ﾊﾞﾁ…ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ…ﾊﾞﾘｰﾝ!!!!

皆「!?」

ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ・ﾏｲｸ「あ？」

ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「なっ、何あれ!?」

緑「そんな……」

時間遡行軍の出現により、会場は大混乱

新手の敵と勘違いして、動かれては、こちらもやりようがないな……

その時

主「我が結界よ

此処にいる人間達を守りたまえ!!!!!!」

主の声が会場中に広がる

観客席から、俺達がいる所まで結界を張ってくれた

主「ﾏｲｸ、すまんが変わるぞ!!

皆さん、落ち着いてください。ｱﾚは、我々で倒します。

我、刀剣達よ!!
歴史を守るため、その力を存分に奮ってくれ!!」

きた……!!

「相手が誰だろうが関係ない。斬れば良いのだろ

一番隊、行くぞ!!」

加・歌・陸・蜂「おう！」

俺の掛け声に返事をした皆

そして、個性を発動させ

主の結界から外に出る

ざっと見ても100は越えている。

こいつら……

加「是が非でもって感じ？」

歌「そこまでして、この歴史を狂わせたいのか」

蜂「全く、面倒なことになったな」

「口を慎め、今は目の前の敵を倒すぞ

……参る!!」

俺が駆け出したのと同時に全員が一斉に駆け出す

歌「首を差し出せ」

加「オラオラオラー!!!」

蜂「そこ!!」

陸「銃は、剣より強し。じゃ！」

「斬る」

俺達だけしゃなく、残っていた刀剣達もこちらに加勢に来てくれた

主「よしよし…、この調子で行けば…」

ﾋﾞｰﾋﾞﾋﾞｯ!!

主「？！」

こんのすけ「主様!!!!大変です!!」

主「こんこすけ！どうした!!」

こんのすけ「そちらに、検非違使が現れます!!」

主「なっ!?」

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ……ﾊﾞﾁ……ﾊﾞﾁ!!

「！」

加「ちょっと…、まさか」

ﾊﾞﾘｰﾝ!!!!

陸「検非違使まで、きよったぜよ」

蜂「数が…ｯ！！多すぎる!!」

歌「くそっ!!」

「お前達、死ぬ気で守りきれ!!

この結界を破壊させるな!!!!」

皆「おう！」

緑「山姥切君！」

「結界に近づくな!!

いいな、そこから動くな!そこにいたら、安全だ」

緑「違うんだ！神崎先生達の場所が危ない!!」

「！？」

緑谷に言われ、視線を向けると
主達がいる場所は、短刀や脇差が群がっていた

「主!!」