箸休め_2 ※ ページ6
壁ドンしてって頼んだはいいけど…
少し、いや、かなり恥ずかしい…
もうやめてもらお
『あまね…も、大丈夫…』
花子「ふぅーん…それで？」
『…はい？』
それで？それでってなに？
花子「それで、胸きゅんがなにかわかった？」
『…わかった』
花子「なんだった？」
あまねがわたしの顔を覗き込んできた
『その……』
これ言うのかなりはずかしいんだけど…
花子「なに？言わなきゃやめないけど」
それは困る
『…あまねと一緒にいると…よくなるやつ…でした』
絞り出すように言った
あまねがでっかくため息ついた
そそくさと壁ドンから逃れようとすると今度は足の間にあまねの足を挟まれた
『なに…？』
花子「教えてあげる。これが股ドン」
え、なんでこの人こんなの知ってんの
花子「逃げられないでしょ？」
たしかに逃げられない。逃がして欲しい
『わたし、もう満足だから…！』
花子「俺はまだ満足じゃないの」
あまねの顔が近づいてきた
反射的に目を瞑ると唇に柔らかいものが触れた
胸板を叩いて抵抗するとその手ももう片方のあまねの手であっさり拘束された
壁についてたあまねの手はいつのまにか離されていて、首元をつぅっとなぞられる
びっくりして思わず口を開けたらその隙を逃さずにぬるっとしたものが口の中に入ってきた
舌を絡め取ったり、吸われたり、歯茎の裏側をなぞられたりする
ひとつひとつの動きに肩がびくびくと震えた
『んっ…………ふっあっ…』
抵抗するように声をあげて目で訴えてもあまねは愛おしそうに目を細めるだけで現状なにもかわらない
体が暑い
あまねの舌は動くことをやめず、わたしの口の中をくまなく探る
『ひゃめっ………やぁっ…ぁまっ………ね……』
そこまでいうとあまねは離れた
『……っ、はぁっ…はぁっ…』
涙で周りの景色が霞む
膝はガクガクと笑って、顔は恥ずかしさで真っ赤になる
あまねを見ると口元を手で隠してた
花子「…その…ごめん……」
『だいじょぶ……』
ふいにわたしと同じ目線になるように目の前で座り込む
頬をそっと撫でて、
花子「少年の前でも、誰の前でも今の顔したらだめだよ？」
そういって頭をぽんとたたいた
わたしはあなたのする動作全てに胸きゅんをおこしてます……
___________________
みたらし団子。様からのリクエストでした
まだまだお待ちしております。できれば甘々とだけ書くのではなく、どういうシチュなのかも指定していただけたら嬉しいです
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咲楽 - ヤバイこれ読んでると顔がニヤける 更新頑張って下さい！応援してます！ (2022年1月8日 1時) (
レス) @page27 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご紅茶(プロフ) - すごい面白いです！読んでる時顔にやけます…w好きです！頑張って下さい！ (2020年9月11日 13時) (レス) id: 4935a83b89 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白すぎます！源最新楽しみにしてます！！もしよかったら兄との絡みが見たいです (2020年4月23日 1時) (レス) id: 0bf5c2ae4b (このIDを非表示/違反報告)
月 - あの……貴方様は神ですか? (2020年4月5日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
もっけちゃん(プロフ) - 最初の、生徒会長と花子くんの絡みのところからもう面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年3月20日 23時) (レス) id: 5bc881e2a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらき | 作成日時：2019年8月27日 15時
