元祓い屋の現怪異。

＠８ ページ9

『じゃあいってこい！』


光「おう！」


光くんの旅立ち


涙なしではみられんわw


光「おまえいまなに考えてんだ」


『べっつにい』


光「はぁ、」


光くんがばっと飛び降りる。


冥土の土産に覚えときやがれ！的発言いただきました。


あとでつかおーっとw


でも、トイレの花子さんがあのこかぁ…。


…？


…………………………？？？？？


みたこと、ある


みたことあるどころではない


あれは、絶対、絶対あのこだ


天文好きのちょっと変わった男の子


『あまね…？』


女の子があまねを守る


うわ、光くんへちょい…。


相手が光くんでよかった


きっとまだ祓うことはできないから


急いで変身する


赤い袴、片手に矛、懐かしい髪型にかわる


でも、この格好…


かわいいけど、首の傷が丸見えなんだよな


なかなかえぐいけど…もういいや、いこう。


『光くん！！』


気づいてくれない。


あまねが光くんをよける


『光！！！』


光「シラベ？なんで泣いてっ、う、わ！」


ネネ「シラベって…？」


その隙にあまねが光くんに包丁を振り回した。


殺意なさそうでよかったっていうか


変身しなくてもよかったじゃん。


『光くん、』


光「シラベ、大丈夫か？！なんか怪我とか……首どうしたんだよ？！」


『これはなんでもないから、』


あまねを見据える


花子「君は怪異だね、少年と友達なの？」


あまねの初めてわたしを見るような目で全てを察した


『…そうだよ』


わたしのことを、忘れてる


あなたとも友達だったんだよ


わかんないかな、わたしのこと


花子「よろしく、オレはトイレの花子さん！」


『よろしく…花子』


コメント＆評価ありがとうございます！
LJCの受験生だけど頑張ります

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