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命日から数日が過ぎた
そんなある日
『良かった!元に戻ったんだ!』
ネネ「うん、心配かけてごめんね、」
花子「ごめん、命日のときに」
『いいのいいの!にしてもほんとにいろいろあったね。ネネがおひいさまw』
ネネ「あ!今馬鹿にした!」
『あはっ、ばれた?』
ネネ「もーー!!」
花子「あれ、少年?」
『おー、光!遅かっ……』
え、だれそれ
1人の女の子を連れてきてた
いや!これ男の子だ。
えーかわいい
花子「……少年、なにそれ?」
どうやら中等部の昇降口で捕まえたらしい
光は祓わないといってる
そういうのは辞めたってことは…
『うそうそうそっ?!光ってばわたしとの約束わすれたの?!祓ってくれるって言ったじゃん!ひどいよ光!!』
光「あっ、うっ…それは……」
花子「Aは祓われたいの?」
呆れたように花子に言われる
『そういうわけじゃ…ただ光の成長が見たいだけで、』
光「Aはオレの親か」
ネネ「わたしはいやっ!Aちゃんとお別れしたくない!!」
『でもさぁ』
光「Aは別だから、まだ考えてるけど」
ぱあっと笑顔になる
『光大好き♡』
花子「……………」
ネネ「?」
光「じゃあ俺はこいつの未練晴らしてくる!」
あ、なんか不安
『わたしも行くっ!』
光のあとについていこうとすると
あまねに止められた
花子「A、俺のことは?」
『ん?』
ネネもわからないらしい
花子「少年のことは大好きなんでしょ?俺は?」
『ぱーどぅん?』
耳が腐ったかと思ったけど違ったらしい
花子「俺のことは好きじゃないの?!」
めんどくさ……メンヘラかよ
ネネはもはや悟りを開いた
『すーき』
語尾にハートをめっちゃつけたつもりで言うと、あまねは咳払いして顔を隠しながら人差し指を上げた
花子「もう1回……」
『バカでしょ』
それだけ言うと足早に女子トイレを後にした
――――――――――――
花子「ヤシロ聞いてた?!すきだって!」
ネネ「うん、ヨカッタネ」(悟りモード)
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らき(プロフ) - あいうえおさん» いや素晴らしすぎるじゃないっすか……。更新頑張りますっ! (2019年4月27日 8時) (レス) id: 15dd193405 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - らきさん» いえ、私は思ったことを言っているだけなので、、優しくもなにもありませんよ。 (2019年4月24日 22時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
らき(プロフ) - あいうえおさん» 優しすぎですか………!!愛してるまじで(真顔)。冗談はさておき、またご指摘お願いします! (2019年4月24日 7時) (レス) id: 15dd193405 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - らきさん» いえいえ、こちらもあなたの気持ちを知らずに、いろいろと指摘して申し訳ありませんでした。更新頑張ってくださいね。 (2019年4月22日 14時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
らき(プロフ) - あいうえおさん» いえ、あの、こちらこそつっけんどんな態度を取ってしまい申し訳ありませんでした…。見つけ次第訂正します。ご指摘ありがとうございました。orz (2019年4月22日 6時) (レス) id: 15dd193405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しあ | 作成日時:2018年12月5日 20時