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@30 ページ32

わざともたもたと本を片付ける。


土籠が以前言ってた本の未来を変えた人がいるって言うのは、あまねのことだ


でもその中のわたしが生きているってことは


あまねが未来を変えたことでわたしが死んだってことなら


少し複雑な気分になるのも否めない


…………


化野神社…まだあるのかな


あるのが当たり前で考えようとしなかったけど


後継者不足で破綻してたりは…


『悲観的すぎるよね、』


土籠もご健勝っていってたし


これについて考えるのはもうやめ


わかったところでわたしは死んでる


利益はない


わたあめとわたがしにも手伝ってもらって数分後、なんとかかたづけ終わった


『腕痛いなぁ…』


光「Aーー!」


『んだよ』


光「不機嫌?!」


『だって疲れたもん』


光「あ、お疲れっす。それはそうと、ちょっ、来いっ!!」


それはそうと扱いされた…


腕を引っ張られてなすがままになってると


土籠の前に立たされた


そしてマイクを掴まされる


『のど自慢?わたし自信あるよ』


光「違う!秘密教えろ!」


『っはあ?!?!』


花子「はやくぅ、Aの秘密知りたいー」


『花子は黙れ』


そしてそれまでの経緯を知る


『光の秘密しょうもなすぎない?』


土籠「同感だ」


光「なんだよ?!俺は勇気出して話したのに!」


『てゆーかさ、土籠はわたしの秘密知りたいわけ?』


土籠「…興味ねぇ」


『だって!はい次花子!』


ネネ「ダメっ!」


え?


ネネ「わたしはAちゃんのこと知りたい!」


何この子、天使?


光「そうだ、溜め込むのはよくない!」


『うん、溜め込んでないよ?w』


そうだなあ、秘密かぁ


マイクを握る


『実は、わたし…』


光「おう」


花子「、、、」


口の中が乾く


緊張する…


『土籠が楽しみに取っといたべっこう飴食べましたっ!!ごめんなさいっ!』


土籠「おい!!!!」


土籠が鬼になる


土籠「あれ食ったのお前かよ!」


『いや最終的には勿怪たちにあげたけど』


土籠「あげたのかよ!!!!!」


『だって好みじゃなかった。』


花子「まあまあ土籠?その辺で」


あまねがなだめる


『花子にも分けたからなんも言えないよね』


あまねの肩が派手に動いた


土籠「七番様ァ?」


花子「す、すみませんでした…」

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設定タグ:地縛少年花子くん , 花子くん , 柚木普   
作品ジャンル:恋愛
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らき(プロフ) - あいうえおさん» いや素晴らしすぎるじゃないっすか……。更新頑張りますっ! (2019年4月27日 8時) (レス) id: 15dd193405 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - らきさん» いえ、私は思ったことを言っているだけなので、、優しくもなにもありませんよ。 (2019年4月24日 22時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
らき(プロフ) - あいうえおさん» 優しすぎですか………!!愛してるまじで(真顔)。冗談はさておき、またご指摘お願いします! (2019年4月24日 7時) (レス) id: 15dd193405 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - らきさん» いえいえ、こちらもあなたの気持ちを知らずに、いろいろと指摘して申し訳ありませんでした。更新頑張ってくださいね。 (2019年4月22日 14時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
らき(プロフ) - あいうえおさん» いえ、あの、こちらこそつっけんどんな態度を取ってしまい申し訳ありませんでした…。見つけ次第訂正します。ご指摘ありがとうございました。orz (2019年4月22日 6時) (レス) id: 15dd193405 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しあ | 作成日時:2018年12月5日 20時

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