元祓い屋の現怪異。

＠２７ 花子 ページ29

あの日のことを知ってから、


今までよりも素直にAを見ることができた。


わたあめとわたがしにいじめられて必死な少年を穏やかに見つめるA


横顔が、とても綺麗だと思った。


幸せはすぐ側にあったのになぁ、


たまらなくなって、Aにキスした。


した瞬間奇声を上げて遠ざけられた


なにあの色気のない声w


ああでも、


Aのこんなところが好きなんだな､､､


顔を真っ赤にするAから目が離せなかった


光｢おい！A！授業中にこいつら飛ばすのやめろよ！！！！｣


少年がとびこんできた


ちょっとほっとしながら少年とAの会話を眺める。


『ごっめーんwww光がかわいいから、ついw』


光｢ついwじゃねーよ！！｣


『ごめちょ』


光｢思ってねーだろ！！｣


ヤシロが来た


ネネ｢あ、皆もう来てる！｣


『ネネー、光がひどいの。謝ってるのに信じてくれないの。』


光｢ちが、先輩っ！Aが！｣


ネネ｢A､､､？｣


『あれ、言ってなかったっけ？』


そういいながら自己紹介するA


いつまでもこんな時間が続けばいいのに


ネネ｢､､､花子くん、顔赤いけど、｣


花子｢へっ？！｣


『やだあ、花子ったら何考えてたの？』


くっ､､､絶対わかってて言ってる､､､！


このニヤニヤ顔腹立つ


花子｢別に。Aはそんなに俺の事が知りたいの？｣


『はっ？！そんなんじゃ、ない､､､し､､､』


え、なにその反応。かわいい。


光｢Aが女の子みたい､､､｣


『みたいってなに？！みたいって！』


ネネ｢女の子にそんなこと言ったらダメだよ。｣


光｢え、先輩、｣


花子｢Aはちゃんと女の子だもんね。｣


光｢な、花子まで！｣


『ねー。まじどいひー』


光｢お前そのギャル語どっから拾ってくるんだよ！幽霊だろ？！｣


『幽霊にだって流行りはあるもん』


光｢もんって、はぁ、｣


あ、少年が疲れたw


こうして今日も一日は過ぎていく

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