マイペース女子は探偵さん2【3年A組】 (ページ10)

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47話ページ10

先生が倒れてしまいそれをチャンスだ！とみんなが美術準備室に集まったけれど扉があかなかった

兵頭｢いてええ！｣

須永｢くっそ！開かねぇ！｣

男子4人の力でもなかなか開くことが出来ない
きっとロックがかかってるんだ…

パソコンがあれば暗号解読してあけることできるんだけど…なにか方法はないかと考えた

百瀬｢あぁ！そっか！｣

水越｢え？どうしたの…モモ｣

百瀬｢壊しちゃえばいいんだよ〜扉｣

｢こんな時にテキトーになるなよ！｣

｢もう！ケイくんちゃんと考えてよ！｣

結構真面目に考えた結果なんだけどなぁ…

百瀬｢まっやらないよりやる…だよね
ってことで魚住ちゃん協力よろしく〜｣

と言ってよく分かってない魚住ちゃんを無理やり連れてって扉の前に来た

百瀬｢はいはい、そこの男子共…どきたまえ｣

兵頭｢は？お前らだけで出来るわけ…｣

魚住｢私たちに任せて！｣

せーのっというのを合図に魚住ちゃんが思いっきりタックルしてその後を僕が思いっきり蹴った

すると少し隙間が空いた

兵頭｢おお！すげぇ！｣

石倉｢マジかよ…｣

須永｢おい、百瀬足…｣

百瀬｢もう治ってるから大丈夫大丈夫〜

それに一応怪我してない方使ってるしねぇ｣

手が入るくらいまでの隙間ができて、そこから力いっぱい扉を開けた

｢開いた…｣

須永｢すげぇ…ビーストだなお前｣

と魚住ちゃんの肩を軽く叩いた

ズキッ

また痛い…

須永｢百瀬も…ありがとな！もう無理すんなよ｣

すると僕の頭を軽くたたいた

少し胸の痛みは和らいだ。隣の魚住ちゃんを見ると

魚住「ビースト？どんな意味だっけ
beauty美しいの最上級！！？」

(いや、違うと思うけど)
なんかモヤモヤする…

真壁｢自分に素直になってもいいんじゃないの｣

百瀬｢…え｣

通りすがりにそんなことを言われて固まってしまった

真壁｢ほら、いくぞ｣

なんか真壁くんがたくましい…そんなことを思いながら扉の向こうに入った