マイペース女子は探偵さん2【3年A組】 (ページ9)

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46話ページ9

百瀬｢でもなんでそこに？｣

茅野「中尾くんが言ってたの

先生は…私達のためにこんなことしてるんだって、だから先生を信じてほしいって。」

甲斐「皆が生きてる…けどだからって、1人の教師がどうこうできる問題じゃねぇんだよ。

相手は…」

百瀬「ベルムズ…なんでしょ？」

甲斐「何でそれを…」

やっぱそうだったか…

魚住「ベルムズって何？」

須永「この界隈を仕切ってる半グレ集団だ。」

柊「ベルムズのKに、景山の弱みになる動画を撮るよう言われたんだろ。
お前は、Kの正体を知っている。」

魚住「Kって？」

須永「ベルムズのリーダーだ。
その正体は一部の人間しか知らない。」

柊「甲斐、お前は一人じゃない。俺が！必ず何とかする！！」

甲斐「喜志だ…ベルムズのリーダーは、喜志正臣って男だ。」

先生の言葉に安心したのか甲斐くんは喋ってくれた

柊「奴の居場所は何処だ。」

甲斐「中央町のYURIBAってガールズバーだ。事務所はその奥にある」

柊「よく話してくれた。ここからは大人の仕事だ。百瀬…俺のジャケットからスマホを取ってくれ」

百瀬｢え、あ…はい！｣

先生のジャケットからスマホを取り出すと郡司さんと繋がっていた

…てことは、郡司さんは全部聞いていたんだ

柊「甲斐…警察が、喜志を拘束した。お前もお前の家族も心配ない。

それと、お前のお母さんのことだが佐久間先生のご実家が介護施設を経営しているらしく

お母さんの面倒を見てくれるそうだ。

変わるなら今だ。お前のその手で道を切りけ

俺が好きなヒーローの台詞だ。」

甲斐「っ…何だよ、それ…」

そういって笑った彼の顔はとてもスッキリしていた

真壁｢あの…里見達はどこにいるんですか｣

水越「蓮は？蓮は何処！？」

真壁くんの言葉にみんなも質問をする

柊「分かった…全てを打ち明けよう。里見たちは…」

どこにいるのか…その答えは聞くことが出来ないまま

先生が倒れてしまった