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40話 ページ3

真壁「ねぇ内通者の話だけど」


真壁のそんな話でみんなが一気に振り返る


真壁「あれが本当なら、先生と繋がってる生徒がいるって事だよね?」




石倉「って事はこん中に……うーらーぎーりーもーのーがーいーるって事か?」



諏訪「ねぇ、フェイク動画の事になってからヤケに大人しいけど……何か知ってんの?」


甲斐「……」



諏訪ちゃんの問いかけに甲斐くんは一切何も言わなかった。


やっぱり昨日から変だ。甲斐くんはきっと何かを知っている



話しかけようとした時、タイミングがいいのか悪いのか先生が入ってきた



柊「はい、起立!

今日も俺の授業を始める…礼



着席」



みんなの精神状態も限界が近づいてるのかいつもより雰囲気がとても重く感じた



柊「今日も張り切って課題をこなしてもらおうかぁ。

皆、心の準備はいいかぁ?


里見の話を思い出すと彼は加工されていたのも宇佐美のカバンの中に入ってたことを知らなかった…



つまり、里見に動画を撮らせた生徒がいるって事だ」



逢沢「その犯人を探せって事ですか?」


柊「ピンポーン!」




秋庭「先生…それが分かったら私達は自由になるんですか?」



柊「そいつが全ての元凶ならなぁ。

さぁ我こそはという人手ぇ挙げてー!」


不破「だから名乗り出る訳ねぇ…」



「俺だよ」



全員が驚いて声が聞こえた方をいっせいに振り返る


石倉「甲斐……お前……」



その声の持ち主は甲斐くんだった


甲斐「俺が里見に動画を撮らせた」



須永「おい甲斐、いくらなんでもそんな嘘…!」



甲斐「嘘じゃねえよ。

里見が景山に振られたって聞いて、話を持ち掛けた」







『景山が憎いんだろ?奴の動画を撮って来い。盗撮でもなんでもいい。

後はこっちで上手くやってやる』






須永「……マジかよ」


宇佐美「じゃあ、あんたが私の鞄に?」


甲斐「お前が景山を恨んでたのは知ってたからな」


兵頭「じゃあ今までのは全部芝居だったのかよ…おい!」


そう言って殴りかかろうとする兵頭くんを石倉くんと須永くんが抑えた

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名前はまだない - スイ? (2019年3月13日 20時) (レス) id: 1c8411bad2 (このIDを非表示/違反報告)
梨里叶 - 続きが気になります。 (2019年3月13日 18時) (レス) id: 46d2627ec9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎* | 作成日時:2019年3月10日 23時

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