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37話 ページ45

顔ギリギリの所を先生が撃った

本物の…拳銃だ


「柊!馬鹿な真似はやめろ!!
お前のやってることは矛盾してる!」

柊「矛盾?なにがですか?」

「お前はただ、殺された景山澪奈の復讐がしたいだけだ!!
それこそ負の感情以外の何物でもない!!」


柊「それはまだ刑事さんに全貌が見えてないからですよ。

いつか、生徒達は分かってくれるはずです」

「ふざけるな!!」


郡司さんのその言葉を最後に通話が切られた




柊「来い」


その言葉を聞いた僕は咄嗟に入口の前に立った


柊「どけ…百瀬」


百瀬「どかない…先生がその拳銃を捨てて…5人を解放するまでどかない!」


カチャッ


柊「どかなければ今度は本当に撃つぞ」



百瀬「気が済むまで撃てばいいよ!

死んで償うとか償わせるとかおかしいよ


ここを通りたいなら僕を殺しなよ…ほら、撃てよ!!」


かなり力を踏ん張ったつもりだったけど大人の男の人にはかなわず、投げ飛ばされてしまった



柊「真壁、須永。百瀬を抑えとけ」



そう言われて僕を抑える2人



百瀬「やめて…離してよ!ねぇ…なんで!」



止めることが出来ないまま…5人は先生に連れられて教室を出ていった。






ドカンッ




しばらくすると教室が揺れるほどの爆発が起きた



(まさかっ!!)





同じことを思った甲斐くんたちと美術室へ行くと窓から見えたのは瓦礫いっぱいの部屋に足や腕のようなものがバラバラになって混ざっていた












夜、みんなは泣き崩れて寝ている中僕はどうしても寝れなくて廊下に出た



美術室を通ると先生が回収したのか手や足は無くなっていた




分からない…あの人が何を考えているのか。


中尾くんの時は手に取ることが出来て偽物ということがわかった。


だけど今回は本物か偽物か分からない。


あの時、僕の顔スレスレに撃ったときの先生の目は本気だった。


もしかしたら中尾くんはとっさに殺されているのかもしれない





体は疲れているはずなのにどうしても頭が働いてしまい寝ることが出来なかった

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林檎(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます!須永くんカッコイイですよね…。更新できるようにがんばりたいと思います! (2019年2月24日 9時) (レス) id: c547f745a7 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します!私も須永くんが好きなので、この作品の続きが気になります!更新応援してます! (2019年2月24日 1時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎* | 作成日時:2019年2月23日 23時

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