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36話 ページ44

茅野「Aくんの言う通り、真壁くんは弱くなんかないよ。澪奈が言ってた。

『私が真壁くんの選手生命を奪った。

でもだからこそ、彼の分まで努力して一分一秒でもはやくゴールするんだ、それが私のできることだから』って!

澪奈がそう思えたのはきっと、悲しみや苦しみを乗り越えた真壁くんを見たからだと思う!」




里見「知ってたよ…こいつが、真壁が俺より強えって。取り返しのつかないことしたって。

そんなん知ってた!!
殴ってくれよ。殴れよ!おい、殴ってくれよ!」



きっと里見くんはずっと悩んで…後悔して…苦しんでいたんだろう



真壁「景山は、きっとそんなこと望んじゃいないよ

この悲しみを力に変えてくれ里見!
景山のぶんまで!!」



責めるんじゃなくて、里見くんを正しい道に…前に進めようとする君はやっぱり強い。


そんな真壁くんだから澪奈も好きになったのかな


でも2人の思いはお互い知ることが出来ない



柊「刑事さん。今僕が語ったことは、あくまで理想論です。


でも、現実はそんなに甘くない」



チャキッ




百瀬「なんでぶっきー先生がそんなもの持ってるの…?危ないよ…」


そう、先生が取り出し、僕達に向けたのは拳銃だった


本能的にやばいと思ったみんなは泣き崩れたり恐怖で叫び震えたり…完全に地獄図だ



柊「言ったはずですよ!間違えたら5人の命が犠牲になるって

今から呼ぶ5人は!隣の美術室に来い!!
それ以外の者は教室から出るな。出たら命の保証はない!」



里見「待ってくれ!!」


そんな中、里見くんが前に出て声を上げた




里見「5人のうち1人は俺でいい!これが正しいことだなんて思ってねぇ。

でも、これは俺がまいた種だ!
俺はここにいる誰よりも責任を取らなきゃいけねぇ…償わなきゃいけねぇ!!」


柊「いいだろう。残るは4人だ」



百瀬「ぶっきー先生!僕が…僕が代わりになるからさぁ〜…やめて」



柊「百瀬、前も言っただろう。投げやりにして逃げ…」



百瀬「投げやりになんてしてない!テキトーでもない。ちゃんと考えてとった行動だよ。

だから…もうやめて。お願いだからもうやめて…っ」



柊「瀬尾雄大!!

堀部瑠奈!!

西崎颯真!!

結城美咲!!」



百瀬「先生っ!!」


パーンッ


先生が僕を目がけて撃った

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林檎(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます!須永くんカッコイイですよね…。更新できるようにがんばりたいと思います! (2019年2月24日 9時) (レス) id: c547f745a7 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します!私も須永くんが好きなので、この作品の続きが気になります!更新応援してます! (2019年2月24日 1時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎* | 作成日時:2019年2月23日 23時

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