9話 ページ10
茅野｢あの…もうちょっと｣
柊｢間違えたら誰かが死ぬんだ。答えたくない気持ちはよくわかる。でももう8時まで時間が無い
答えられなきゃこの教室ごと木っ端微塵だぞ｣
宇佐美｢さっきのあれ言えばいいんじゃない？｣
諏訪｢あれでいいと思うけど｣
水越｢私も｣
時間もなく焦り始めたみんなはさっき話してた意見に同意した。
百瀬｢茅野ちゃん。僕は茅野ちゃんが思う答えをいえばいいと…｣
甲斐｢てめぇは黙ってろ役ただず！！
さっさといえよ！｣
役ただずなんて…酷いなぁ。たしかに僕はテキトーでマイペース人間だけど一応自覚済みだからねぇ
茅野｢影山澪奈は…今年の全国大会でドーピングしていたことがバレて…自 殺した｣
圧に耐えきれなかったか…
柊｢それがお前の答えか…それでいいんだな｣
甲斐｢しつけーな！いいに決まって…｣
柊｢茅野に聞いてんだ！
お前が…何を見てきて、何を見ていなかったのか！よく考えるんだ…｣
宇佐美｢あのさぁ、二人の世界に入ってるけど答えは出てるから。澪奈は水泳界のプレッシャーに押されてドーピングを手に…｣
茅野｢違う！澪奈が自 殺したのはそんな理由じゃない！｣
いつもは目立たないよう…自分の意見を言わないような茅野ちゃんとは思えないほどの声を上げ出した
そして、茅野ちゃんは震える声で話し始めた
茅野｢みんなが澪奈を避けるようになって…まるで空気みたいに扱うようになって。可愛そうだった…｣
諏訪｢ちょっと待ってよ！私達は別に…｣
柊｢それで茅野、お前はどうした｣
茅野｢手紙をもらいました。澪奈から
『さくらと私は違う。プロレスネタとかわからないし、ずっと合わないと思ってた。だからもう二度と話しかけないで。さくらとは友達になれない。』
やっぱり私と澪奈は釣り合わないんだって…手紙をもらってから澪奈を避けるようになりました。
そして澪奈を空気みたいに扱って…最低です
だから澪奈はそれが辛くて｣
宇佐美｢なにそれ…まるで私たちが自 殺の引き金みたいじゃん。え、何？ウチらを主犯にしてぶっきーに裁いてもらいたいの？｣
茅野｢違う…そういう訳じゃ｣
宇佐美｢だいたい自分が一番親友みたいに語っちゃってさぁ…そういうのマジムカつくんだけど｣
そんな宇佐美ちゃんの言葉からは嫉妬心みたいなものを感じた。
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林檎(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます！須永くんカッコイイですよね…。更新できるようにがんばりたいと思います！ (2019年2月24日 9時) (
レス) id: c547f745a7 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します！私も須永くんが好きなので、この作品の続きが気になります！更新応援してます！ (2019年2月24日 1時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎* | 作成日時：2019年2月23日 23時
