検索窓
今日:10 hit、昨日:62 hit、合計:128,487 hit

第七 ページ7

土方side




ッたく…本当に困った奴らだ

特に新八、アイツは遠慮ってものを

少しは学んでくれ。


総司は総司で昔から俺を睨みやがるし

山南さんは…言うまでもねぇが。




貴方「土方さん」


土方「…あぁどうかしたか?」



貴方「何処か“二人で”行きませんか?」




おいおい、コイツ…

その言葉がどんな意味持ってんのか

知って言ってやがんのか…?


いや…コイツがンな事知るはずねェか

チッ…山南さんに釘刺されたってのに




土方「あぁ、いいぞ

良い所案内してやる」



あそこなら間違いないだろう

京の町を歩き、迷い込んだあの場所なら_



〜〜〜



貴方「綺麗…!」


土方「相変わらず咲き誇ってるな」



大きな垂れ桜が美しく花笑

今宵は満月故より一層輝いている



土方「此処はな、俺達しか知らねぇんだ

他の幹部連中には言ってねぇし

近藤さんにも教えてねぇ」


貴方「いいんですか?私に教えても」



全く、この俺がここまでしても

気付かねぇとは…いやだからこそ

俺はコイツに__



土方「お前だから教えたんだよ、

此処の桜は年中咲いてるんだ」


貴方「狂い咲きの桜…?」

 
土方「そうだ、たまに気分転換に来る

ここに居ると悩みが軽くなる気がしてな」



貴方「そうだったんですか…

さぞ苦労を…」



土方「まぁそれなりにな」



…もうこんな時間か

幸せな時は過ぎるのが早い




土方「A。時間だ帰るぞ。


明日は隊士と顔合わせしなくちゃならねぇ」


貴方「あっ、はい!

また来ましょうね土方さん!」



土方「ああ、そうだな」



瞳を伏せそう語る土方は

優しく幸せそうな笑みを浮かべていた



〜屯所〜


Noside


総司「ちょっと土方さん?

僕達より遅いってどういうことですか?」



貴方「あはは…(苦笑)」


土方「お前には関係無い事だ」



総司「ふ〜ん、門限破りは切腹〜とか

言いながら自分は門限破りですか?」


土方「馬鹿言ってんじゃねぇ、

まだ時間過ぎてねェだろうが」


総司「チッ」


土方「おいテメェ、それは何の舌打ちだ」


総司「別になんでも。

じゃあ僕は行くんで。またねA」


貴方「うん、また明日ね総司」

第八→←第六


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキー薄桜鬼!

総司の刀


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 土方歳三 , 山南妹
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫蝶桜、林香蓮 x他1人 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2016年7月16日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。