第十六 ページ16
貴方「あ、総司見つけた!」
総司「ん、あA
よくここが分かったね」
貴方「まぁ、総司が居る場所なんて
限られてるしね。というか烝くん達に_」
総司「お説教なんて聞きたくなーい」
貴方「うぁっ!!?ちょっ…重ッ!!」
総司「久々に手合わせしようよ」
貴方「なっ…」
総司「試衛館に居た頃ぼろ負けしたけど
少しは強くなったんだから」
その手に握っていた木刀を投げ渡し、
その意味を何方も知らぬ訳が無い
総司「さっ、木刀構えてよ」
貴方「…わかったよ
総司相手に手加減なんてしないからね」
総司「手加減なんてしたら許さないから」
静寂が訪れ、風の音のみが鳴り
踏み出すのは同時だった
貴方「ふっ…!」
総司「はぁぁぁッ!!」
木刀が高い音を何度も奏で、
試合の白熱さを醸す
土方「ん?」
平助「なんだなんだ?」
新八「おぉ!2人が試合してやがる!」
貴方「はっ…!」
総司「あの頃とは違って僕もちゃんと
男でね…力でなら負けないッ…!!」
鍔迫り合い、互いを睨み合うが
力の差は歴然、簡単に外れた
貴方「なっ…にッ…!」
反動で体勢を崩すA
その隙を見逃さず肩を押し
地面へと組み敷いた沖田
貴方「っ…!(負ける…!!)」
素早く腕から抜け出し_
貴方「私の…勝ち…」
首筋に木刀を寸止めする
総司「なっ……」
平助「すっげぇ…!」
総司「…あーあ、惜しかったなぁ
僕の負けだよ」
山南「2人とも、お疲れ様です」
千鶴「すごかったです!」
貴方「兄様、千鶴ちゃんありがとう」
土方「お前らちゃんと汗拭け
風邪引くぞ」
貴方「すみません土方さん」
土方「いや、むしろいい刺激に
なったんじゃねぇか?」
貴方「…?何が__」
隊士1「凄かったなあの2人…!」
隊士2「俺も頑張んねぇと!」
土方「隊士達の士気が上がったみてぇだな」
紅「なんてかっこいいの沖田さん…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー薄桜鬼!
総司の刀
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紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)
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