その４ ページ6
『貴方達はもう十分やってくれているよ』と笑って言えば、山姥切君達は言葉を失った様に啞然とする。
そして山姥切君は綺麗なターコイズブルーの瞳を見せて、口を動かして何かを言おうとした、
山姥切「…、…あん、たは…」
…そんな、センチメンタルにでもなりそうな時だった。
？「今剣達の方がやられたと聞いていたが…部屋に出戻って休憩とは、随分呑気な審神者だな」
「「「「！」」」」
『小さいが上物の予感がするぞ』と付け足しながら本体を構えてゆっくりと襖に向かってくるどデカイ影に、私は背筋がゾッと一気に凍る様な気分がした。
…ま……まずい。
こ、この声、それに手に持った薙刀の影…
――間違いない、これは私が見習先でも一番苦手としていた、例のアイツだ。
確かその身長は覚えている限り、驚異の203cmだったか。よりによってあのうちの本丸内で一番背の高いぼっさんを超える、あろう事かうちにはまだ奇跡的にもいなかった２メートル級の化け物みたいな奴が…
「ヒッあ、無理…詰んだわ、これ…」
山姥切「岩、融…」
岩融「がっはははは、少しは楽しませてくれよ、審神者！！」
和泉守「っまずい、逃げるぞお前等！」
そして刹那――バリッと躊躇なく襖を薙ぎ払って入ってきた刀剣は、やはりあの薙刀の岩融サンだった。
そんな豪快な奇襲に兼さんは私を、山姥切君は五虎退君を瞬時に抱えて思いっきり逃げる。
一方急にやってきた岩融さんに五虎退君はビックリしたのか、もう山姥切君の背中でガチ泣きしている。そう言う私もさっきからダラダラ涙と鼻水しか出してないんだけど。
「ッ、か、かかか兼ざん、やばい、ごれは史上最悪の審神者ピンチタイムがもじれない！！」
和泉守「お、おおお落ち着け、つか俺だって怖えよあんなデカブツ！！絶対勝てる気しねえし！」
山姥切「一応練度は俺達より低いんだが、射程距離が幅広いからな…厄介なのに見つかった！」
五虎退「う、うぅうう…怖いよ、虎くん…！！」
「た、タヌ公、わた、私を、い、癒やしッ、※△□○♪☆！」
和泉守「だから落ち着けっつってんだろお前ら、後とりあえず主は汚えから鼻だけでも拭け！！」
プライドも全て捨て、思いっきり泣きながらそれぞれの癒やしアニマルに抱きつく私達に兼さんはそうツッコむ。
なので、私はズビィイイイッと兼さんがつけてた羽織りで鼻を思いっきりかんどきました。
…ちなみに兼さんには何故かまだバレてない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
勇者の人(プロフ) - 伯方の塩さん» 一応伏線的なあれではありましたね…もう少しで完結致しますのでお楽しみに！ (2022年3月27日 22時) (
レス) id: 9d2babae06 (このIDを非表示/違反報告)
伯方の塩 - おかしいと思ってたんだ…捌のイラストが不穏な感じだって気づいてたのにッッ！！ (2022年3月27日 20時) (レス) id: 4c969d5113 (このIDを非表示/違反報告)
伯方の塩 - うああああああああああぁぁ、！！！！、！！！！！、審神者ちゃんがッッ！！嘘だあああ！初期槍様！！早くッッ！！はやぐがえっでぎでぇぇ！！！、！ (2022年3月27日 20時) (レス) @page29 id: 4c969d5113 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 名無しの某さん» いえいえこちらこそ閲覧ありがとうございます、次週もお楽しみにッ！！！（クソデカボイス返し） (2022年3月27日 0時) (レス) id: 9d2babae06 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの某 - うばぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!審神者ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!! 死んだら許さねぇぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!(おま誰) 今週もありがとうございます、作者さん!!!!(大包平並みのクソデカボイス) (2022年3月26日 23時) (レス) @page29 id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：勇者の人 | 作成日時：2022年3月12日 6時
