その９ ページ11
次郎太刀「おー、やっと出れた…ってアレ、主、どこにいんの？」
太郎太刀「彼女達の霊力は感じるのですが…」
「ここだよたろちゃんじろちゃん」
五虎退「く、暗くてすみません…ちなみに、僕はここです」
――暗闇の中私は次郎さんの手を、そして五虎退君は太郎さんの手を取ったところで、二人はようやく私達が眼の前にいる事に気づく。
次郎太刀「あーるじ〜！！このくせっ毛にもちもちほっぺの感触、間違いなくウチのシマエナガちゃんだね〜！もー次郎さん心配したんだからぁ！」
「ちょじろちゃん急に持ち上げないで…わかった、わかったから頬ずりすんのやめて、お酒臭いッ！！」
太郎太刀「おや、他の者は居られないのですか？てっきり先程和泉守さんなどの声が聞こえた気がしたのですが…」
和泉守「俺達ならここだ…ほら、鍛刀部屋にいる妖精が懐中電灯を持ってきてくれたぞ」
山姥切「ちなみに妖精達は皆避難して無事だったらしい」
私は次郎さんにもみくちゃにされる中、いつの間にか復活していた兼さんと山姥切君は妖精さんによってライトを入手していた。妖精さん達も怖かったろうに…
すると見えるようになった大太刀兄弟も喜び、太郎さんは懐中電灯を持って話を続けた。
太郎太刀「とりあえず、助けて頂き誠にありがとうございます…察するからに、三日月さん方の封印を解く為私達を紹介されたのでしょう」
和泉守「嗚呼、石切丸から聞いてな…青江に連れて行かれたらしいが」
太郎太刀「ええ、それもなんと、
――私達が届かない範囲の、神域に…」
「ねえ懐中電灯使って怪談っぽく言うのやめてくんない」
いつ殺されるかわからないってのに、こんな時にふざけられる太郎さんの精神が凄いよホント…(※ブーメラン)
山姥切「なんとか奴等を救う方法はないのか？」
次郎太刀「慌てなさんな。何も方法が無くなったって訳じゃないよ」
すると突然『アレを見な』と言い、本丸の裏庭の方を指す次郎太刀さん。
その先には……
「……鳥居？」
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勇者の人(プロフ) - 伯方の塩さん» 一応伏線的なあれではありましたね…もう少しで完結致しますのでお楽しみに！ (2022年3月27日 22時) (
レス) id: 9d2babae06 (このIDを非表示/違反報告)
伯方の塩 - おかしいと思ってたんだ…捌のイラストが不穏な感じだって気づいてたのにッッ！！ (2022年3月27日 20時) (レス) id: 4c969d5113 (このIDを非表示/違反報告)
伯方の塩 - うああああああああああぁぁ、！！！！、！！！！！、審神者ちゃんがッッ！！嘘だあああ！初期槍様！！早くッッ！！はやぐがえっでぎでぇぇ！！！、！ (2022年3月27日 20時) (レス) @page29 id: 4c969d5113 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 名無しの某さん» いえいえこちらこそ閲覧ありがとうございます、次週もお楽しみにッ！！！（クソデカボイス返し） (2022年3月27日 0時) (レス) id: 9d2babae06 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの某 - うばぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!審神者ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!! 死んだら許さねぇぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!(おま誰) 今週もありがとうございます、作者さん!!!!(大包平並みのクソデカボイス) (2022年3月26日 23時) (レス) @page29 id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2022年3月12日 6時
